患者情報の漏洩、13万人に拡大 サイバー被害の日医大武蔵小杉病院
日本医科大学武蔵小杉病院(川崎市中原区)がランサムウェア(身代金ウイルス)攻撃を受けて患者の個人情報が漏洩(ろうえい)した問題で、同病院は27日、漏洩が当初の約1万人から約13万人に増えたと発表した。患者のほか、病院職員と2021年以降の臨床実習医学生の計約1700人の情報漏洩も確認したとしている。
発表によると、新たに判明した患者12万人や職員らの情報も、患者1万人と同じナースコールシステムのサーバーから盗まれた。漏れたのは患者IDや氏名、性別、住所、生年月日などで、カルテ情報やクレジットカード情報などは確認されていないという。職員らの情報は、職員IDや氏名、性別、生年月日。
経緯は、1月26日に病院内のネットワークに接続するための「VPN装置」経由で侵入され、29日に病棟端末を介してナースコールサーバー内から個人情報が盗まれたと説明。2月18日、新たに約12万人の個人情報の漏洩を確認したという。
院内のシステム全般の安全対策を強化し、23日朝に作業が完了した。この作業とその後の確認のために22日朝から24日朝まで救急患者の受け入れを制限した。ナースコールシステムはすでに平常通りの状態に回復したとしている。
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