ソフトバンク・大野稼頭央 武者修行でつかんだ手応え「真っすぐの球速アップと変化球の精度を磨こうと取り組んだ」/増えた家族のためにも
小久保裕紀監督からも大きな期待を受ける4年目左腕が、新しい家族のためにも今季の大ブレークを目指す。高卒3年目の昨季一軍デビューを果たした大野稼頭央は、昨11月から約1カ月半の間プエルトリコ・ウインターリーグに参加。異国の地での武者修行で大きな経験を積み「日本以外の野球に触れ、真っすぐの球速アップと変化球の精度を磨こうと取り組んだ。大きな成長につながったと思っています」と、一軍の舞台で勝負するための武器と強い手応えを得て日本へ戻った。 【選手データ】大野稼頭央 プロフィール・通算成績 昨年得た大きなモチベーションが、ブレークへ向けて左腕を突き動かす。ウインターリーグから帰国後の契約更改交渉の会見の席では、昨4月に広島県出身の同い年の女性と結婚していたことを発表。同8月には第1子となる長女も誕生したことを明かし「ぜいたくして暮らしてもらえるように」と21歳にしてその顔には夫、そして父親としての強い責任感が強くにじんだ。 西武などで活躍した松井稼頭央氏のファンだった父から名付けられ、奄美大島の大自然で育った。入団後2年間は球団の方針もありファームで着実に体力強化などを行い3年目に1軍デビュー。昨6月のプロ初登板ではドラ1ルーキーの宗山塁から直球で空振り三振を奪うなど、1回1安打無失点と上々のデビューを飾った。チームではオフに有原航平が移籍。1月には小久保監督が「先発をやらせます」と、有原の穴を埋める期待の若手の1人として大野の名前を挙げた。増えた家族のためにも、その期待に必ず応える覚悟だ。 写真=BBM
週刊ベースボール