元マンガワン作家、山本章一 本名、栗田和明による悪質な犯罪(未成年への3年間に及ぶ性虐待・暴行等)と、逮捕を隠蔽し栗田に漫画家活動を継続させた編集者、成田卓哉と和田裕樹について 整理と意見

2026.02.27  記:江野朱美(マンガワンで漫画連載中の漫画家)

栗田和明は学校法人恭敬学園(北海道仁木町)が運営する
通信制の「北海道芸術高校札幌サテライトキャンパス」にて
デッサン講師として勤務。
マンガワンにて2015年から堕天作戦を山本章一名義で連載開始。

<当時の高校の状況>

複数の生徒が栗田氏による性的被害を受け、学園へ相談していたが対応されず。
他の教員は「今日もJKとLINE交換した」「今日は生徒と肩を組んだ」などと
SNSに投稿しているような環境。

<事件の時系列>

2015年2月 堕天作戦 連載開始

2016年4月 被害者(15)入学

 栗田氏は自身の作品の話を口実に被害者(当時15歳)に接触する。

 被害者は当時15歳。
 この年齢は本来、経験から善悪の価値観を形成し固める時期にあり、
 成長、発達の途中過程にある。
 人間は8~18歳の思春期にあたる期間、身体だけでなく脳も物理的に成長する。
 思春期の間は高次機能を果たす前頭葉前野が未成熟である。

 栗田氏は教育者の立場から被害者に 性的手なずけ※ を行う。

 ※ターゲットから信頼を得たのち、わいせつ目的のために
  ターゲットに誤った価値観を植え付け、操作、支配すること。
  グルーミングとも言う。

 そこから3年間、月に1、2回の頻度で犯行を重ねる。
 以下、ショッキングな犯行内容を記述するため、注意。

該当事件についてのニュース記事↓

犯行内容は

被害者の口に大便を入れさせたり、顔に大便を塗りたくる。
ホテルで陰部を強調するポーズをとらせて撮影。
屋外で被害者を裸にし、スカートをまくり上げるなどの行為を主導して撮影。
屋外(野外)で被害者と性交。
被害者の身体にマジックで「先生のもの」「奴隷」「ペット」といった言葉を書く。
被害者の身体に性的玩具を貼り付けた状態で外出させる。
ホースを用いてグリセリンを被害者の肛門に注入し、激しい腹痛を伴う苦痛を与える。

2019年3月 被害者 高校卒業

 被害者は北海道外に転居するが、
 栗田氏は被害者のわいせつ画像を送るよう要求、同年7月まで続く

 被害者は重度のPTSD、解離性同一性障害を発症。

 重度のPTSDと解離性同一性障害は
 環境や状況に関わらず、命を落としかねない障害である。

PTSD

解離性同一性障害


<裁判の時系列>

2020年2月 栗田氏は児童ポルノ禁止法違反により罰金30万円の略式命令を受け、逮捕

 刑事裁判では犯罪の裏付けである物的証拠の有無が判決を左右する。
 たとえ被告人が犯行を認めていても、時間が経過していた場合は
 性犯罪、暴行罪、傷害罪などは立証が困難となり有罪判決になりにくい。

 犯行中に撮影した被害者の写真を栗田氏が所持していたため、
 児童買春・児童ポルノ禁止違反のみの有罪判決となった。

 実際には、児童ポルノという言葉はこの世にはなく、
 ”未成年への犯罪の証拠写真”が正しい表現であろう。

2020年3月 栗田氏への刑事告訴と逮捕により休止していた堕天作戦が再開される。
 被害者は栗田氏に再開の中止を要求。

2021年5月 担当編集者の成田氏が仲介に入る。
 栗田氏と成田氏は被害者に中止要求の撤回と口外禁止を150万で持ちかける。

2022年7月 被害者が栗田氏に対する民事訴訟を起こす。

2022年10月 マンガワンにて堕天作戦の掲載が終了

2022年12月 常人仮面 連載開始
 成田氏は栗田氏が一路一名義で常人仮面の原作者になることを容認。
 被害者に一路一=山本章一であることを隠すためだと思われる。

2026年2月20日 民事裁判終了
 2022年7月から始まった民事裁判が終了し、栗田氏に1100万円の賠償命令の判決

栗田氏は前述した犯行を認めるが、民事訴訟のため栗田氏は逮捕されず。
裁判後も栗田氏と学園側から被害者生徒に対する謝罪はなし。
法廷で栗田氏は被害者に対して「特に思うことはありません」と発言。

栗田氏の法廷での態度と、被害者より以前にも性的被害にあっていた生徒が
複数人いる点から、今後も栗田氏は同様の犯行を繰り返す可能性が高い。

栗田氏と学園側は犯行について「合意に基づく交際関係」と述べているが、
法律上、16歳未満は性的な行為に同意する十分な判断能力が備わっていないとみなされ、16歳未満の者に対し、同意があろうとわいせつな行為または性交等をした者は「不同意性交等罪」や「不同意わいせつ罪」にあたる。

裁判所は 栗田氏が教員という権力と立場を利用し、
子供であった被害者の性的自己決定権を侵害したと認定。
故に、被害者が16歳以降も栗田氏とは「合意に基づく交際関係」とは言えない。


2023年7月の刑法改正により、
強制性交等罪が不同意性交等罪に名称変更・改定。

栗田氏の犯行当時と2022年7月の民事訴訟開始当時はまだ
強制性交等罪であり、栗田氏本人も言い訳で逃げ切れると踏んでいた可能性が高い。
法改正後の裁判でも、栗田氏が法律を理解しなかったのは先述の通り。

・強制性交等罪
性的同意年齢が13歳未満。
暴行または脅迫により性交した場合に「同意なし」とする。

・不同意性交等罪
性的同意年齢が16歳未満。
恐怖や混乱、圧力により同意しない意志を形成できない状態で
性交した場合「同意なし」とする。

より詳しい違い→「強制性交等罪と不同意性交等罪の違い」

長い裁判を経てもなお、栗田氏と学園側には
法律も、犯行も理解する気がない 非常に幼稚な態度 がみてとれる。

15-18歳は脳の形成途中の年齢である。
先述したように、思春期(8~18歳)は高次機能を果たす前頭葉前野が未成熟である。

過去に栗田氏が同じ手口で他の生徒らを狙ったのも、
身体的にも知能的にも十分に成熟されていない人間なら
優位な立場になれ、支配と操作が容易と考えているからだろう。

子供を狙い、誤った教育で誘導しておきながら、
それが対等で合意な真剣交際であるなどという
犯罪者にとって都合のいい設定は、現実世界にはない。

それをまともな大人は理解している。
犯行と被害を笑い、隠蔽しようとする人間は
凄まじい幼稚さでそれを理解をしようとしない。

大人が素手で簡単に勝ててしまう小さな子供を、
ろくな反発もできないほど口が達者でない子供を、
サポートが脆弱あるいは後ろ盾のない環境だとわかった子供を、
操作しやすいと判断し、栗田氏が選んでいるのは明白である。

もし、栗田氏の相手が
成人であり、腕力があり、口も達者で自分の意志で反発でき、
後ろ盾があり、意思疎通がとれて心身共に健康であり、
事前に納得しあった状態で、互いに排泄物を塗りたくりあっていたら、
裁判所は対等な交流だと認めただろう。

子供相手となにが違うか、明らかである。

なお、こちらの記事↓には

  ”男性の代理人弁護士は「裁判所は提出した証拠と異なる心証のようだ。
  改めて判断を仰ぎたい」と控訴する方針を示した。”

と書かれている。

<逮捕されない現状>

2016年から2019年にかけて行われた
栗田氏の犯行は現在では以下の罪に問われる可能性がある。

不同意性交等致傷罪(無期又は6年以上の拘禁刑)
不同意性交等罪(5年以上20年以下の拘禁刑)
無期又は6年以上の拘禁
不同意わいせつ罪(6か月以上10年以下の拘禁刑)
性的姿態撮影罪(3年以下の拘禁刑(懲役)または300万円以下の罰金)
児童ポルノ禁止法違反
強要罪(3年以下の懲役)
暴行罪(2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料)
傷害罪(15年以下の懲役または50万円以下の罰金)
監禁罪(3ヶ月以上7年以下の懲役)
侮辱罪

刑事罰の場合、罪が重なっていれば一番重い刑罰に1.5倍が加重されるため、
不同意性交等罪の5年以上 20年以下の有期拘禁刑×1.5=
最大30年の拘禁刑の範囲内で判決が下される。

(現在の日本で性犯罪が含まれる暴行事件に
これほどの判決が下される例はないのを
わかった上で、あえて書いている。)

しかし、2022年~2026年に行われた裁判は民事訴訟であり、
刑事告訴ではないため栗田氏は逮捕されず、賠償命令のみの判決。
刑事告訴により2020年2月に下された
児童買春・児童ポルノ禁止法違反による逮捕だけが栗田氏の前科である。


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・民事裁判と刑事裁判の違い

民事裁判
原告は被害の治療費や慰謝料を請求をし、被害が認められた場合、被告は賠償金の支払いを命じられる。
刑罰や逮捕はない。

刑事裁判
被告人が犯罪行為を行ったかどうかを判断し、行われた場合の刑罰を決める裁判。
検察官の訴える犯罪行為が認められた場合、被告人に拘禁刑または罰金刑が科される。
逮捕され、前科がつく。
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今後、被害者が刑事告訴をするかどうかは不明。
長年にわたるの裁判で、被害者側の精神が削られているであろうことを
推し量ることしかできない。

先述した通り、過去に行われた性犯罪や暴行罪や傷害罪は
犯罪を撮影した映像などがないかぎり、物的証拠は消えてしまっており、
犯罪行為の立証は難しい。

民事裁判で被告が犯罪行為を認めてなお、
刑事裁判では有罪にならず、逮捕されず、野放しにされる。
反省の色がなく、再犯率が高いと思われていても、再犯をしても、だ。

<マンガワン編集者 成田卓哉、和田裕樹が栗田氏と行ったこと>

2020年2月に栗田氏は児童ポルノ禁止法違反で逮捕されたが、
翌月3月には休止していた堕天作戦を再開。
外部へはなぜ休止していたのか説明はなし。

被害者は栗田氏・成田氏らに堕天作戦の連載の再開を中止するよう要求。
それに対し、2021年5月に担当編集の成田氏が仲介に入り、
栗田氏・成田氏らは被害者に150万で要求の撤回を持ちかける。

成田氏は刑事罰でなら最大30年の拘禁刑にあたる栗田氏の犯行、
被害者が重度のPTSDと解離性同一性障害を発症していることをわかった上で150万の示談をもちかけたのかは不明だが、

少なくとも、栗田氏が撮影した被害者の裸の写真を
栗田氏が所持していたこと、過去の犯行の告訴の中で
その有罪が決まったことは知っていたはず。

・成田氏が栗田氏の過去の犯行をどこまで把握していたのか
・成田氏は周りの編集者に「トラブル」が起きていることを話していたはずだが、どのように説明していたのか?

の疑問については現在、マンガワンは発表していない。
また、成田氏が今後もマンガワンに残るのかどうかすら、わかっていない。

被害者は
”中止要求の撤回は世間への「栗田氏の逮捕理由の公表」を条件にする”
と交渉するも、栗田氏・成田氏らは公表を拒否。
2人には事件そのものをもみ消す意志がこの時点であった。

2022年7月に民事訴訟が開始され、
同年10月にはマンガワンにて堕天作戦の掲載が終了。
その後、堕天作戦は個人出版へ移行。

成田氏はこの時X上で
「悔しい」「連載継続を打診したのは間違いじゃなかった」と発言。

2022年12月に開始した常人仮面の原作を栗田氏は一路一名義で担当。
成田氏はマンガワンでの栗田氏の漫画家活動を容認。
2人は山本章一=一路一であることを世間に公表しなかった。

当時のマンガワン編集長は和田裕樹氏。

いくら別名義とはいえ、出版社には本名と住所が伝わっている。
そのため、編集長は山本章一が一路一であることは知っていたはずである。

和田裕樹編集長は
「堕天作戦を口実に未成年に性的手なずけをし、
刑事罰でなら最大30年の拘禁刑にあたる犯行をした人間」に
再び漫画での利益を与える判断を下したことになる。

少なくとも、栗田氏が未成年の裸を撮影し写真を所持していたことは
知っていたはずである。

また、Xにて成田氏、栗田氏の両アカウントは
交流している様子を定期的に投稿し続けた。

以上の行動から、成田氏は栗田氏の犯行について「字」を追っただけで、
まったく理解ができていないことがわかる。

不同意性交等罪を理解できず、合意の交際関係と言い逃れ、
法廷で笑い、反省も謝罪もしなかった栗田氏と同様に
成田氏にも 凄まじい幼稚さがあると言わざるを得ない。

犯行を知った上で栗田氏を支援する編集者と出版社の存在が、
障害を負わされた被害者に尋常ならざる苦痛を与えたであろうことは
自明である。

<堕天作戦を応援した過去がある者がとるべき行動>

私は堕天作戦の連載前(裏サントーナメント時2014年9月)と
連載開始後(2015年3月と同年12月)の3度、ファンアートを描き、
Twitter(@shiro_saijo)とpixiv(江野名義)に投稿した。

私は2016年頃に一部の絵と漫画を除いたツイートを一斉に削除したことがありその時にファンアートも削除済みである。

江野名義のpixivアカウントは2年前に削除したため、
現在ネット上にそのファンアートはすでに存在しないが
2024年までは閲覧可能であった。

また、堕天作戦がマンガワンから配信停止した際に
堕天作戦公式アカウントが投稿した
”個人で再開する旨を記したポスト群の一つ”に対して
この作家アカウントでRTといいねで反応した。
現在はRTといいねを解除している。

被害者の立場で考えると、
栗田氏が商業漫画家に応援され、過去にファンアートも描かれていた事実は
被害者にさらなる苦痛を与えていたに違いない。

堕天作戦は多くの人に応援されたが、
その中には漫画家も作家もクリエイターもいる。
ネットをすれば、街に出れば、私を含む彼らの名前を目にする機会がある。
それらが被害者の目に入った時、
被害者にフラッシュバックが起きていた可能性がある。

私を含む堕天作戦を応援していた人々は、
被害者が抱えているであろう
自分の意志でコントロールできない発作、苦痛、衝動を想像しなければならない。

苦痛がいつまで続くのかわらない恐怖を想像しなければならない。

障害を起因にした言動で、いくどとなく他人から勘違いされ、
信用を失う目にあってしまう。
それで一体どうやって社会の中で暮らせていけるのか、
一体どうやって日常生活を正常に送れるのか、想像しなければならない。

 (生きるのが困難な人に対して簡単に福祉、福祉と人は言うが、
 まず、障害の絶望感を少しでも想像してから、もう一度言ってほしい。)

この先も私達は被害者の立場を考え、後悔し続けなければならない。

栗田氏、成田氏、和田氏が放棄したこの想像を、私はしなければならない。
その責務がある。

栗田氏、成田氏、和田氏らが自由にネットを使える現在の状況では、
ネット上で彼らの批判をすれば、彼らから今後、自分の作品に対し永続的な逆恨みや攻撃を受ける可能性がある。
これは商業作家であれば、僅かに頭によぎる不安であると思う。

しかし、被害者が命を懸けて告発した勇気と比べれば、
その些末な不安になんの価値もなんの意味もない。

<私が2月25日以降の騒動後にしたこと>

2026年2月25日の昼、
私の担当編集者、豊田氏経由で星野編集長に
「栗田氏の犯行をもみ消そうとした人物らがマンガワンに関わり続けるのなら、連載の継続は無理であること」を伝え、

「成田氏以外に栗田氏の犯行を知り、事件の揉み消しに賛同していた編集者を知りたいこと」「一路一は山本章一の別名義なのか」を質問した。

私はXでの告発騒動後の2/25、
Xにて山本章一と一路一が同一人物である噂が書かれたポストを見て、
初めてその噂を知った。

私は常人仮面を読んでおらず、マンガワンの作家とも交流がない。
コロナ以降は小学館に打ち合わせに行くこともなくなり、
担当編集以外の編集者との交流もなくなった。
堕天作戦公式アカウントと成田氏のアカウントも見ていなかったため、
成田氏と堕天作戦公式アカウントが今年2月まで定期的に投稿していた会合ポストは山本章一=一路一であるという匂わせポストであった事実もこの騒動後に知った。

私の担当編集の豊田氏は株式会社ミキサーの編集室編集長であり、
普段はミキサーのオフィスで業務をこなしているため、
小学館に出入りすることはほぼない。
栗田氏の犯行と揉み消し事件に関しての詳細も把握していなかった。
また、豊田氏も私と同様に一路一が山本章一の別名義であることを知らなかった。

そして、現在の星野編集長も揉み消し事件当時はマンガワンにおらず、
ガガガ文庫の編集長をしており、同じく詳細を知らなかった。




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