8年間も引きずっていた片想いに、ようやく終止符を打った。 まったく相手にされなかったあげく、周囲からは陰で心ない言葉を浴びせられて深く傷ついた私。 それでもいつかは振り向いてくれると信じていた私が…やっと気づいた。 これは愛ではなく、執着だったということを… だから決心した。皇太子のことは忘れ、これ以上傷つくことなく、私だけの幸せを探そうと。 「これで終わりよ。これからは自分のために生きるわ。」 そう思っていたのに── 「私の婚約者がここで何してる?」 皇帝になって現れた彼が、何事もなかったかのように私を呼び止めた。 去ったと思っていた過去は、終わらないまま私の片想いはまた心を揺さぶられた。 今さらどうして…いったいどういうつもり? 愛を終わらせようとした女と終わったと信じない男。 8年の片想いが残した傷に私は問いかける。 今度は…本当に終わらせることができるだろうか?
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