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英霊■■■は目覚めない【前】/Novel by ひふみ(自然数)

英霊■■■は目覚めない【前】

6,941 character(s)13 mins

タイトルが若干のネタバレ。エミヤがカルデアでゲイボルクを投影する話です。
これ1話では完結しておりませんのでご注意ください。

はじめましてこんにちは。自然数ことひふみです。
Fateにはまって早数年。自分でも書きたいなと思っていたのですが、中々形にならず、いつの間にやらFGOも始まり、どっぷりとのめり込み、金欠になる有様です。

カルデアに関する色々な設定その他は諸々捏造でありますので、ご了承ください。

この二人はくっていていませんし、くっつく予定も多分ないのですが、書いてる本人が槍弓好きのため、槍弓臭が(今後含め)したら困るので槍弓タグを登録させていただいております。問題がありましたらお手数ですがご一報ください。

…実のところ、このあとの展開に関して、何パターンかで迷っているのですが、アンケートとか取ってもいいものでしょうか。

【8月20日追記】
2016年08月09日~2016年08月15日付の[小説] ルーキーランキング 1 位
2016年08月15日付の[小説] 女子に人気ランキング 86 位
2016年08月16日付の[小説] デイリーランキング 93 位

ランキング入りありがとうございます!特にルーキーランキング1位ありがとうございます。
未だルーキーの基準をわかっていないのですが、作品数が少ないとルーキーなんでしょうか?
昼にパソコンを開いてメールチェックをして、飲んでいたリポビタンDを盛大にむせ、しばらく幸福な夢かと疑っていましたが、どうやら現実のようでお礼の言葉もありません。本当にありがとうございます。

ここから続編の話と宣伝になるのですが、明日21日のインテックス大阪のSCC関西22にはアクセサリーでサークル参加しております。
今まで刀剣乱舞でスペースを取っていたのでアカウントを分けているのですが、illust/58542861 こちらよろしければご覧ください。
Fateシリーズのアクセサリーも置いています。なんでかクー・フーリンがすごく多いです。
来場される方がいらっしゃいましたら是非お立ちよりください。
恐らく次回は1月になると思うのですが、1月からFateスペースでのサークル参加になります。

このイベント参加の準備との兼ね合いもありまして、続編はもうしばらくお待ちください…月末から9月頭くらいにはなんとかアップしたいです。
閲覧、ブックマーク、コメント等本当に励みになっております。どしどしお寄せくださると家族が引くくらい浮き足立つので、是非によろしくお願いいたします。

(2016.09.06)
3話程度で終わりそうかな?と思ったので、タイトルの話数を【1】から【前】に変更しました。

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それは些細な戯れだったはずだ。
その戯れが、こんな大事になるなんて、誰も思っていなかったに違いない。
少なくとも、ここに居る誰しもは、きっと。


人理継続保障機関カルデア。
たった一人のマスターと、生き残った数名の職員、そしてマスターによって呼び出された、多数のサーヴァント達。
人類最後の砦、カルデアという箱庭は、本日のノルマを終え、それぞれ概ね平和な時を過ごしていた。

午後七時。夕食時。
カルデアの食堂では今日も数人の人影が立ち働いている。
料理の得意なサーヴァントが少ないため、面子はいつも大体同じである。律儀なサーヴァントたちは稀に手伝いや皿洗いを買って出てくれるが、今日はそれもいない。
厨房で立ち働くサーヴァントのひとり、アーチャー、エミヤは眉間に深い皺を寄せながら盛り付けをしていた。
というのも、彼は辟易していたからである。何を言おう、このカウンター越しに話しかけてくる、目の前の男にだ。

「なぁ、いいだろう一回くらい」
「いい加減にしつこいぞ。無理だと言っている」

応対する間も手は止めない。調理人根性というより、こればかりは身についた習性といえる。口を開くたびに手を止めていては料理などやっていられない。
キャスター、クー・フーリン。
それが今現在エミヤを悩ませているサーヴァントその人だった。

「なんでだよ。何度も言うが減るもんでもねぇだろう」
「減るわ。魔力だけでなく私の精神力もな。ただでさえ剣以外は消費が大きい。諦めろ。そもそも神造兵器は投影できないと何度も」

そう、相手はキャスタークラスで現界したクー・フーリン。伝承に謳われる呪いの朱槍を持たず、ルーンによって敵を滅するドルイド。そこが問題なのだった。
ここカルデアにはクー・フーリンがどういうわけか何人も現界している。その中には当然、ゲイボルクを携えたランサーのクー・フーリンもいるのだ。

「なんだぁ、またやってんのか」
「ランサーか…」

そんなことを言っているうちに、夕食の時間も近くなったからだろう、ランサークラスのクー・フーリンまでやってきた。面倒なことこの上ない。
なぜならキャスターを止めるでもなく、こいつまで便乗してくるからだ。

「一回だけでいいからよー。もし投影できなければ諦めるし、なぁってば」
「いいんじゃねぇの?一回やりゃキャスターの俺も納得するだろ」
「…しつこいと言っているだろう!!これ以上邪魔をするなら貴様らの食事は麻婆豆腐になるがそれでいいんだな!」
「すみませんでした!!」

わいわいがやがや。
サーヴァント達が集まりだした食堂に、幸いながらエミヤの怒号は大して響かなかった。


「またやっていたのかい?彼らも飽きないねぇ」
「ホントっすよ。そんで折れないアンタもすげぇわ」
「人事だからと軽く言わないでくれないか」

エミヤは配膳を終えてから空いている席に着くのが常だが、今日はダビデに手を振って呼ばれたためにアーチャー三人で席を囲んでいる。
カルデアの食堂の席は決まっていないが、なんとなく集まりやすい面子というのはいる。それはこの三人も例外ではなかった。
ダビデは席が空いていれば率先して誘ってくれる。ロビンフッドは最初は嫌そうにしながら、いつもダビデが誰かに声をかけようとすると席を確保してくれているのを知っている。それがどことなく面映い。
アーラシュもよくこの面子に混ざるが、今日はいないようだ。

「君のいつもの双剣は魔術で作っているんだろう?なら彼の槍も一度やってあげれば満足するんじゃないかなぁ」
「投影は見世物でもないし、私の専門は剣だ。槍では精度も落ちるし、そもそも本人にも何度も言っているが、私に神造兵器は投影できない」
「だから無理だってことを証明するのに一度やったほうがはやいんじゃないかって話ですよ」

話しながら食事を摂る。
今日のメニューはクリームシチューに豆とバジルのサラダ、サーモンときのこのマリネ、それに各テーブルに置かれた、籠にたっぷりと盛った軽く焼いたバケット。
箸でサラダをつつきながらエミヤはため息をつく。

もう一度言おう、キャスターのクー・フーリンはゲイボルクを持っていない。
そして目をつけられたのがあらゆる武器を結界内に記録、保持しているエミヤである。
エミヤが召喚されてからというもの、ことあるごとにキャスターはエミヤに懇願にも近いお願いをしている。エミヤはそれを拒否し続けているが、そろそろそれも面倒になり始めた。調理中であればメニューの変更を叩きつけて脅すところなのだが、そのうち夕食後の自室にまで足を運んできかねない。ぞっとしない話だ。

食事もほぼ終わり、ロビンフッドが三人分の温かいお茶を取ってきてくれたので、三人で談笑しながら食後のお茶を楽しんでいると、話がまた最初の話に戻った。

「でもまぁ、本当に無理、嫌だと言うなら僕も協力しよう。無理強いはよくないしね」
「まー確かにな、ストレスで食事作り放棄されたら困りますし?」
「…ありがとう。持つべきものは仲間だな」

ふ、と薄く笑って、では私は片づけがあるのでお先に、と言って席を立ったエミヤを見てダビデはやさしく笑い、珍しさにロビンフッドは一瞬固まったが、残念ながらそれを見ているものはいなかった。


皿洗いの手伝いにきたマスターの少年とマシュをキリのいいところで帰し、最後に設備の点検をして食堂を出ると、人が消え、閑散とした廊下にキャスターの姿があった。

「よう。片付けは終わったのか?」

はぁ、とエミヤは思わずため息をつく。まさか廊下に待機しているとは思っていなかった。自室にまで来られるよりはましかも知れないが。

「私に用件が?」
「決まってるだろ。」

再三ため息をつく。キャスターは笑っている。腹立たしい。自分もいい加減これから続くであろうやりとりに飽きてきた。

「…三日だ」
「は?」
「三日間、私の休みをとれ。魔力調整に一日、二日目に投影、三日目は投影で消費した魔力の回復にあてる。マスターから三日間私の休みを取れたなら試しに投影してやる」

それと演習場の貸し出し許可もな。
そうエミヤは言った。続けてそれで投影しきれなければ諦めろとも。

キャスターが顔をぱぁっと輝かせる。

「本当か!?」
「一度言ったことを覆したりはせん。だが一度だけだ。精度の欠片もないガラクタができたところで文句は言うなよ」

おう!とキャスターは言って、マスターの部屋のある方向へ踵を返そうとする。
夕食後は各々自由な時間だ。それに明日にしろと止めた所で聞くはずも無い。エミヤは自室へ向かって歩き出した。


エミヤの希望はすぐに聞き届けられた。
キャスターと話した翌日こそ修練場へと向かったが、さらにその翌日から三日間、レイシフト及び、食事作りまで免除された。これには一部サーヴァントから盛大なブーイングがあったものの、文句はキャスターのクー・フーリンに言うように!との一喝があったおかげでエミヤは魔力調整に専念することができた。


そして当日。エミヤが気前よく貸し出された演習場に向かうと人だかりができていた。
エミヤの姿を見止めると、おお、と歓声に似たものがあがる。

「…これは?」

キャスターのクー・フーリンが寄って来る。

「いやぁ、マスターに話したら他のサーヴァント共にも聞かれちまってたみたいでな。みんなお前の投影に興味があるみたいでよ」

生憎マスターは用事があるってんで、残念そうにしてたがな、と申し訳なさなど欠片もなく、へらへらと笑って言う。見世物ではないと殴りつけたくなったが、またひとつため息をついてエミヤは演習場の中へと入っていった。

がらりとして物も置かれていない広い演習場はなんとなく学校の体育館を思い起こさせた。
エミヤはある程度奥までやってくると、他のサーヴァント達に声をかける。

「これから投影を行うが、今回投影するのは神造兵器だ、集中が途切れればなにがあるかわからない。私が終わったと声をかけるまで声も出さず、動くこともしないでくれ。できないものは出て行って欲しい。」

そう前置きしても、出て行くものはいない。
見物人はぱっとみて十五人ほどか。よくもまぁこんなことのために集まったものだ。自分の贋作などに時間を割いて見る価値などないだろうに。エミヤは本気でそう思っている。そもゲイボルクが本当に投影できるとも思っていないのだ。できて形だけ真似られたガラクタだろう。

見物人にはランサーのクー・フーリンもいる。人だかりの一番前に陣取って、キャスターの隣で腕を組んでこちらを見ている。その顔は真剣だ。それもそうだろう。己の獲物をこれからもうひとつ作り出そうと言うのだから。

ふぅと息をついて、演習場の床に胡坐をかいて座り込む。
クー・フーリンは少し意外に思った。投影にあたって座り込むとしても几帳面なエミヤが胡坐をかくようには思えなかったからだ。意外に思ったのは一瞬で、集中に適したスタイルがエミヤにもあるのだろうと納得する。

エミヤはもう一度大きく息をついて、両の掌を上に向けて両膝に置いた。そして。

「投影開始」

投影を開始した。


魔力が渦巻く。
その量は膨大で、エミヤが入念に調整を行ってきたのだと知れた。

魔力反応の光とともに、魔力がエミヤの手のひらの上で槍をかたちどる。
ごくりと見物人の誰かが息をのむ。
見知った色があらわれる。

エミヤの身体がわずかにぶれた。

「…?」
キャスターは怪訝に表情を歪める。
今のところ問題は起きていない。だが今投影に集中しているだろうエミヤの気配がぶれたような気がしたのだ。恐らく隣のランサーの己も同じだろう。ちらと伺った表情が厳しいものになっている。

エミヤの手の上の槍は色を持ち、実体を持ち始めている。
エミヤの身体が揺れる。まるで咳き込もうとする体を無理に抑えているように。魔力は未だ渦巻いている。

こと此処に至って、よくやく見物人たちも異常に気付いた。
この魔力は尋常ではない。一騎のサーヴァントが持つ魔力量を超えている。ましてや反英雄であるエミヤの限界など。

俄かにざわめきが起こる。
ごぼり。エミヤがついに咳き込んだ。
口元から零れる音が水気をはらんでいる。

もう二、三度エミヤの身体が揺れて、口元からごぽりと血が滴った。

今度こそ演習場にざわめきが起きた。
キャスターは思わず駆け寄ろうとして、小柄な体躯故最前列で見物していたアンデルセンに静止された。

「やめておけ。あれが始める前に言ったように、今無用な刺激を与えれば、今以上になにが起こるかわからんぞ」

小さな声で、しかし全員に聞こえる声でアンデルセンが言う。駆け寄ろうとした者は己以外にもいたのだろう。その全員が踏みとどまり、拳を握る音が聞こえた気がした。

そのとおりだ。未だ魔力は収束していない。エミヤに何が起こっているのかわからないが、ここで刺激を与えて集中を途切れさせれば、本当になにが起こるかわからない。

魔力の収束を待つしかない。
アンデルセンが目で言っている。そんなことはわかっている。明らかな異常が起きているというのに何も出来ない己に、クー・フーリンは歯噛みした。


その間もごほ、ごぼり、とエミヤは小さく体を揺らしながら血を吐き続けている。
渦巻く魔力が少しずつ収束する。あと少し。あと少し。あと少し。
時間が異様に長く感じられる。それはこの演習場に居る全員が思っているだろう。

一目では判別がつかないであろうほどのゲイボルクがエミヤの手の上にある。血赤の魔槍の上に、更にエミヤの血が落ちる。
魔力が収束していく。

エミヤの身体が傾ぐ。がらん、と魔槍が床を転がった。
魔力が完全に収束したと同時に、エミヤは倒れた。


「アーチャー!!」

敏捷で勝るランサーが駆け寄る。とはいえ距離にして十メートルもない。ほぼ同時に、キャスター、その他のサーヴァントもエミヤを囲むようにして集まる。
エミヤは微動だにしない。ただ薄く開けられた唇から鮮血が零れ落ちているだけだ。

「おい!アーチャー!!」

キャスターがエミヤの肩に手をかける。静止したのはメディアだった。

「駄目よ!なにが起きてるのか私にもわからないけれど、出来る限り動かさないほうがいいわ」

他の幾人かも頷く。

「とにかくできるだけ動かさないようにしてマスターとドクターのところへ。誰か彼を運んでちょうだい」

自分では多少揺らしてしまうが仕方ないだろうと、ランサーが横抱きに担ぎ上げようとして、のっそりと出てきたのはヘラクレスだった。
第五次の面子は未だ召喚されていないアルトリアは除くとして、ギルガメッシュ以外の全員が集まっているのを忘れていた。ヘラクレスならばエミヤへの負担を最小限にすることができるだろう。
ヘラクレスが巨大な腕にエミヤを抱える。

「こっちだ!最短距離を突っ切るからついてきな!」

ロビンフッドが先導する。
ど、と足音を立ててヘラクレスが続く。併走する形でランサーも走り出す。

キャスターは投影されたゲイボルクを見つめていた。
一度強く目を閉じると、エミヤの血のついたゲイボルクを握って走り出した。


ヘラクレスの本来の脚は相当なものだが、今はエミヤを抱えているからだろう。なんとかロビンフッドも先導する形をとれている。
ざわめく見物人たちを引きつれ、わけを知らないサーヴァントたちをぎょっとさせるが、まさしく緊急事態であるので見逃してもらおう。

見物人の山をすり抜け、キャスターはヘラクレスとランサーの後ろについた。
ぽたりと頬になにかが落ちた。手の甲で拭うと、それは血であるようだった。
前を向くと、ヘラクレスの身体とエミヤを抱える腕の間に赤い液体が幾筋も流れているのが見えた。
キャスターはぎりと奥歯を噛んだ。


医務室は騒然となった。
すぐさま診察台に上げられ、ドクターによって霊核のスキャニングが行われた。
マスターの少年はランサーとキャスターに事のあらましを聞き、顔色を真っ青にしていた。
しばらくしてドクターが戻ると、ドクターは首を横に振って、わからないと告げた。
詳しく聞くと、霊核の状態が窺えないという。
スキャン自体は行われているものの、心臓を中心に靄とも霞ともつかないもので覆われ、状態は全く窺えないという。

呪いのようだ、と零したドクターの一言が、クー・フーリンの耳にこびりついた。


現在エミヤは医務室の一室に寝かされている。
未だ続くゆるやかな吐血で喉をつめないよう、身体は横を向いている。
赤い外套は脱がされている。病衣に着替えさせようという話もあったのだが、上半身の黒い革とも石ともつかない材質不明の軽鎧の脱がせ方が誰にもわからなかった。最終的に、英霊の武装はもっとも本人の身を守るのに適したものであるという意見により、無理に着替えさせることはなくなった。
脚に幾重にも巻かれたベルトは以前アーラシュが弓道を見てみたいと言ったときに巻き込まれ、着替えを共にしたロビンフッドがそれでも苦心しながらなんとか緩めた。同じようにロビンフッドが脱がせたブーツはベッドの下に置かれている。


エミヤが倒れてからしばらく経った。
エミヤはまだ目を覚まさない。
病室には二人一組、交代制で誰かがつくことになっている。
今の時間はキャスターのクー・フーリンとサンソンである。
キャスターは組んだ両の手に額を預け、うつむいている。
エミヤが倒れて以来、キャスターはひどい自責の念に駆られている。マスターはキャスターを持ち回りの面子から外そうとしたが、キャスターが頑として聞き入れなかった。

「…僕はお茶を貰ってくるから、まかせたよ」
「………」

キャスターは返事をしない。
サンソンは小さくため息をついて病室を出て行った。

エミヤが倒れてからしばらく経った。
エミヤの吐血だけは治まった。今は天井を仰ぐ形で寝かされている。
しかし目蓋はまだ開かない。


エミヤが倒れてからしばらく経った。

「ああ……」

はやく目覚めてくれ。


エミヤに投影されたゲイボルクは、未だ病室の片隅にあった。


(2016.08.15)

Comments

  • ろじ
    August 31, 2016
  • 蒼ずくめ
    August 15, 2016
  • とこあか
    August 15, 2016
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