児童への不適切指導で福島市に賠償命令

2026/02/25 07:30

 担任教諭の不適切な指導を受け、不登校になった福島市の児童に対して適切な対応がされなかったのは、市が支援を怠ったためなどとして、児童とその保護者が国家賠償法に基づき学校を設置する同市に100万円の賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁の川淵健司裁判長は24日、市に22万円を支払うよう命じた。

 川淵裁判長は判決理由で、担任は、児童が宿題とは別のドリルを解いてくるミスが続いた際、約2時間15分にわたり児童を立たせたまま、繰り返し強い口調で問いただしたと指摘。「原告に過度の精神的・肉体的苦痛を与えた」と結論付けた。

 一方、学校側が児童の不登校を解消しようとしなかったとする原告側の主張については、学校側は多様な教育の機会を確保するなど必要な対応を取っており、義務違反は認められないとした。

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