失踪したベトナム人実習生を農場で働かせたか 中国籍の農場経営者ら2人を逮捕 岩手県警

逮捕されたベトナム人技能実習生らが共同生活を送っていた一軒家=2025年12月、岩手県九戸村(白岩賢太撮影)
逮捕されたベトナム人技能実習生らが共同生活を送っていた一軒家=2025年12月、岩手県九戸村(白岩賢太撮影)

技能実習先から失踪したベトナム人らを雇用し、経営する農場で働かせたとして、岩手県警は26日、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで中国籍の会社役員、馬国棟容疑者(36)=同県二戸市=と中国籍の同社員、王銅民容疑者(41)=同県九戸村=を逮捕した。

県警は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていないが、馬容疑者の指示で王容疑者が失踪した技能実習生を斡旋(あっせん)する役割を担っていたとみて実態解明を急ぐ。

逮捕容疑は昨年3月から同年10月ごろまでの間、馬容疑者が経営する九戸村の農場で失踪したベトナム人実習生らを働かせたとしている。

県警は昨年10月、不法滞在したなどとして同法違反容疑でベトナム人ら13人を逮捕。13人は技能実習生として来日し関東などで働いていたが、給料の安さを理由に失踪していた。

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