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「完璧なAI画像の価値はゼロになる」という言葉は、絵描きにとってめちゃくちゃ重いです。 これはいよいよ、絵描き全員がマインドチェンジしなければいけなくなったと言えるからです。 そもそも「絵の価値」というものは、大きく2つに分けることができます。 1つ目は「機能としての価値」です。 たとえば「部屋に飾ると見栄えが良い」「記事に添えると内容が分かりやすくなる」など、何かの目的を果たすための価値のことです。 多くの人がイメージする「上手な絵」や「きれいな絵」は、主にこちらの価値に当てはまります。 2つ目は「ブランドとしての価値」です。 これは、その絵を描いた人の人気や、作品に込められた考え方や、それができるまでの経緯など、単純な「上手さ」とは別の部分で人が魅力を感じる価値のことです。 この2つに分けて考えると、画像生成AIの登場がもたらしたのは「機能としての価値がほぼ0になった」ということです。 これまでの日本では、アニメやゲーム、広告などの仕事で絵を描く人たち(いわゆる商業絵師)の多くは、まずこの「機能としての価値」を磨くことで活躍してきました。 絵は描き上げるのに手間がかかる仕事であったので、「上手くて使いやすい絵」が描ければ、そこには確かな価値があったからです。 しかし、人間だと途方もなく時間がかかる上手い絵が、誰でも、一瞬で、ほぼ無料で作れる時代になりました。 そうなると、機能のとしての価値が0になった分、ブランド価値の比重が高まります。 つまり、あえて「人間が描く」ということの価値が爆上がりするようになります。 例えば、全く同じ超細密描写の絵があったとします。 一方はAIが生成したもの、もう一方は人間が1年描けて描いたもの。 見た目は同じ絵でもどちらが価値があり称賛を得るかは誰でも想像がつくはずです。 大手企業広告やアートなど、ブランド性が高いものにこの「人間業」が今以上に求められるようになります。 絵を描く人たちの今後は、もうそちら側へと移り変わっているのだと思います。
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Kosuke
@kosuke_agos
サム・アルトマンが、完璧なAI生成画像の価値は「実質的にゼロになる」という衝撃の予測を主張しました。 視覚的な完璧さが誰にでも即座に手に入るようになった瞬間、美しさという指標は完全に意味を失います。
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