東北医科薬科大学(仙台市青葉区)は2027年度、看護学部、医薬生命情報学部(ともに仮称)の開設を計画していたが、医薬生命情報学部の設置見送りを決めた。看護学部については予定通りの開設を目指す。

 東北医科薬科大学によると、医薬生命情報学部は医学、薬学、生命科学と情報科学を融合させた新しい学際領域で、薬学部に開設されている生命薬科学科のカリキュラムをベースに教育を進め、薬学的視野を併せ持った生命科学系データサイエンティストの養成を目標としていた。

 入学定員は50人。文部科学省から2025年6月、大学・高専機能強化支援事業の第3回公募で採択され、東北地方だけでなく、国際的に活躍できる人材育成が期待されていた。

 東北医科薬科大学は中止理由について「社会的ニーズや(学校)法人の置かれている状況などを総合的に勘案した結果」とホームページで説明した。

 新学部開設の中止に伴い、薬学部生命薬科学科のカリキュラムに情報分野を取り入れ、生命科学分野に興味を抱く学生がより充実した教育を受けられる環境整備を将来的に検討するとしている。

参考:【東北医科薬科大学】医薬生命情報学部設置計画の中止について(PDF)

東北医科薬科大学

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1939年に東北・北海道地区唯一の薬学教育機関として創立した東北医科薬科大学は、医学部医学科・薬学部薬学科・生命薬科学科の2学部3学科からなる医療系大学。2016年に国内で37年ぶりに設立された医学部では、2018年に完成した新大学病院棟での臨床実習が始まるな[…]

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