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青森市の老人ホームの介護福祉士が暴行容疑で逮捕
青森市の老人ホームに勤める介護福祉士(男性・27歳)が、おととい午後8時30分頃、入所者(女性・88歳)の髪をつかみ頭をベッド上の枕に数回たたきつけた暴行の疑いで逮捕されました。
事件はきのう老人ホームの職員が女性のけがに気づき病院を受診させたところ病院から「虐待を受けた可能性がある人がいる」という趣旨の通報があり発覚したとのこと。
警察は防犯カメラなどの捜査を進め北野容疑者をきのう逮捕しました。容疑者は容疑を認めているようです。
やはり、犯行は夜勤帯ですね。
また、防犯カメラは犯罪を立証するのには役立ちますが、犯罪・虐待の予防機能はあまり期待できないようです。
防犯カメラには、「誰かに見られているから悪いことはやめよう」という犯罪抑止効果が期待されていると思いますが、防犯カメラは本当の意味での誰かの目、つまり視線を向ける他者の存在にはなり得ないと思います。
視線触発とは、他人の視線が自分に向けられたときにはじめて「見られている」という感覚を持つことを指しますが、防犯や監視カメラには、そのような感覚は期待できないようです。
防犯・監視カメラは視線触発を起こしはしません。カメラは他者とのつながり、社会・世間という構造・関係性を導くことができないようです。
防犯・監視カメラは虐待などが起きた後の犯人特定には役立ちますが、犯罪抑止効果は限定的だと思います。
※ 視線触発:主に哲学(現象学)や精神医学の分野、特に自閉スペクトラム症(ASD)の経験構造を分析する文脈で、哲学者の村上靖彦さんらによって提唱されている概念です。(村上靖彦2008『自閉症の現象学』勁草書房 参照)



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