セックス大学 第2講
※ 事実のように感じられるかもしれませんが、なんとこれから書く文章はすべてフィクションです。どうか本気になって興奮して騒いだりしないように笑
私が女性用風俗嬢だと人に伝えると、お前それ不倫をしているじゃないか、とか怒ってくる方がいます。人の不倫に怒る人って一体なんなのでしょうか。私はただの嫉妬だと思ってます。おれは妻ともセックスレス、しかも全くモテないので他の女性ともセックスができない。それなのにお前は、妻と毎週セックスしているのに、さらに女性用風俗嬢としてほぼ毎日他の女性とセックスしているなんて許せない。そんなイライラが溜まっているんですね。
一方、女性の方にも不倫を怒る方がいらっしゃいます。その方たちは必ずこう言います。
「あなたは好きなように生きて、好きなセックスをしてそれで良いのかもしれないけど、私はあなたの妻、あなたの子供たち、つまりあなたの家族のことが心配。そんなに人を傷つけて、何が楽しいの!」
みなさん、どこの世界の正義の味方なのでしょうか? 私の妻を守ろうとしてくれてありがたいのですが、その人は必ず私の妻の知り合いではないんです。妻と会ったこともない。それなのに、なんでか知らないけど、勝手に自分の人生と照らし合わせているのでしょうか、私の妻が必ずや落ち込んでいて、不倫で傷ついていて、もちろん、その女性は私の不倫の現場すら見たことないのですが、とにかく勝手に、私の家族が無茶苦茶になっていると妄想して、その家族を私が守らなくてはならない!と勝手に妻に頼まれたわけでもないのに、正義の味方をしてくれるんです。つまり、余計なお世話の達人です。
自分が感じていることは、人も必ず感じている。つまり、この方はそのような思考回路です。その女性は、女性として不倫をされている妻は、私が傷つくと同じように傷ついていると思っている。これはセックスをする上で、最も避けるべきことです。自分が感じていることは必ず人も感じている、これは全く間違いです。人が感じていることは、私が感じていることと全く違います。ここを勘違いしないでください。これも非常に大事なポイントです。
まず男性は必ず勘違いします。おれが気持ち良いことは相手も気持ちが良いと思い込んでます。これが全ての間違いの起源です。
つまりどういうことかというと、
「おれはもっとおまんこが見たい、淫らな姿で股を開いているところを見たい。正常位でお前がM字の形で挿れられているところをとにかく見たい、見たいし、俺に見られていることにお前は必ず興奮するはずだ、おれのちんちんがお前のおまんこに入っているところも見れば見るほど興奮するはずだ」
男はこんなふうに考えてしまい、つまり、おれが感じている俺が興奮していることはお前も必ず興奮するだろう、とすぐに、部屋の電気を全部つけてしまいます。しかも蛍光灯の下でセックスをしようとしてしまうのです。
はい、現実を伝えます。電気をつければつけるほど、女性は盛り下がります。暗ければ暗いほど、女性は安心します。もうこれは男性の方々、必須の方程式なので、それがどうしてとか、質問せずに丸暗記でお願いします。「お前が興奮するようなことはいつもガサツすぎて、全然楽しくならねえんだよ」と女性が黙って思っていたら悲しくなりませんか? 今すぐその見たがり精神をやめてください。子供じゃないんだから。
そうです。今の日本でのセックスにおける多くの男性が、完全に子供です。自分が見たければ「見たい見たい」と騒ぎ、自分がやりたいようにしかやりません。時々、女性の大事な部分を大事大事に舐めたりすることもせず、適当に棒を挿れようとする男性もいるくらいです。これは子供の行為です。相手が何を感じているのか、ということを想像することができない。これが子供です。自分が感じていることは必ずや相手も感じてくれている。この子供の思考から抜け出しましょう。セックスとは、このように子供という状態から大人という段階へと成長していく過程を身をもって学ぶ、しかも楽しんで学べる大事な行為です。多くの男性諸君、あなたたちは子供です。まずはそのことを頭に入れておきましょう。
私は大人です。大人の言うことを時々耳に入れてみてください。調子に乗っていると言わないでください。なぜならこれはフィクションだからです。小説だと思って、適当に読み飛ばしてみてください。多くの男性が子供のままなので、欠点をつつかれるとすぐに拗ねます。すぐ拗ねたり、嫉妬したりするので、女性たちはパートナーである男性のあなたに向かって、本当のことを伝えることができません。本当のことを伝えると、すぐ拗ねて、ひどい時にはセックスが終わってしまうし、それでもっとひどい人はイライラして壁を殴ったりします。物音を立てて女性を怖がらせる。これが年だけとった子供の最低の行為です。こういういった男性が多い。アドバイスというものが耳に入ってくれないんです。先ほどの蛍光灯をつけるという愚行も、本来なら女性が、もっと暗い方が良い、と口にできたらいいのですが、そんな些細な一言、しかしこれは女性にとっては些細ではなくとても大事な快感への道のりなのですが、そんなことを口にした途端、男性は子供ですから拗ねてしまい、ちんちんも拗ねちゃいます。その時に、坂口恭平さんがこんなを言ってたの、なんて絶対に女性の方は言わないでください。本当に申し訳ないのですが、多くの男性が、馬鹿みたいに嫉妬深いです。これは母性の欠如と密接な関係があるのですが、まあ、それはおいおい話をするとして、とにかく女性の方に頭に入れておいてほしいのは、
「多くの男性が子供であり、非常に拗ねやすく、とんでもなく嫉妬深い人間だ」ということです。ここで特に私が念を入れる必要がないのは、ほとんどの女性がそのことにすでに気づいていて、すでに困っているからです。ですので、私はこの本で、女性に対してはほとんど念を入れません。つまり、ここで描かれるのは、全て男性への啓蒙です。女性はすでに気づいてます。でも男性が子供すぎて、怖くて言えません。40歳すぎても50歳すぎても60歳すぎても、子供のまんまの男性が多すぎるのです。そのため、素敵なアドバイスになるはずのことが、全部、小言に聞こえてしまいます。女性の方々、私が男性を代表して謝ります。だから、こんな本を書くことにもなったのです。これを女性のあなたが購入し、パートナーに渡してしまうと、必ずパートナーは「え、誰それ? 坂口恭平? 知らね、あ、今ネットで調べたけど、なんかこいつ信用なんねえ」みたいな感じで、怒ってしまいますので、手渡し厳禁でお願いします。男の嫉妬、つまり、男が男に嫉妬する、これもまたかなりみっともないものでして、女性の方たちには申し訳ないのですが、男の嫉妬を発生させるようなことはお勧めできません。しかも、このセックスにおいて、男の嫉妬というものは、最高潮に達してしまいます。そのため、男は全く自分のセックスを省みようとしません。これが全ての問題の根源なのですが、一体どうしましょうね。困ったものです。
なので、方法としましては、買って本棚に置いておく。それを勝手にパートナーである男性があなたがいない時にこそっと読んでもらう。
それでも多くの男性は子供から大人になりたい、と思っていませんので、なんだこの調子に乗った躁状態の男の変な本は、と読むのをやめてしまうと思います。
自分が子供であるという事実に向きあうことができないからです。しかし、向き合わなくても良いとは私は思いません。私はしっかりと自分が子供であるということに向き合ってきたからです。なので、ここの文章を男性の方で読んでくれる人がいると信じて、私は書き進めてみたいと思います。
しっかりと向き合いましょう。向き合っていれば、一ミリずつですが、毎日やっても進んでいるとは思えないかもしれませんが、しかし必ず一ミリだけは進んでます。何度も落胆し失望すると思いますが、どうか私の言葉を信じて、毎日自分を向き合ってみてください。
セックスは実のところ、母性の欠如によって自分を大事にすることができなくなった子供状態の男性が、自分と向き合い、自分を大事にすることを覚え、さらにはパートナー、並びに自分の子供達を大事にすること覚えていくための、とても有効かつ楽しい学校のような役目も果たします。もちろん、最後には学校を卒業していただき、対等な関係であるパートナーと愛を育む、神聖な行為へと発展していってほしいと思います。この本はセックス大学みたいなものです。このように学長である私は真剣にセックスと自分と母性の欠如と向き合ってます。信頼して欲しいです。
現状のセックスが、母性の欠如にとって子供状態のまま年をとった男性にとって、母性を埋め合わせるためのただの道具になってしまっている。つまり、相手であるパートナーの気持ちは全く汲んでおらず、自分のボコっと空いた穴を埋めるためだけの自己中心的な行為になってしまっている。女性が、セックスでいけないのも当然ですよね。今のセックスが気持ちよくない理由がしっかりとあるわけです。それならその原因を解決すれば良い。私は今のセックスレス社会に対して、そこまで悲観しておらず、方法を知って子供状態を抜け出せば良いと感じてます。もちろん、子供状態なのは、男性なのです。男性たち、今こそ、頑張る時ですよ。



こう思える男性がひとりでもいることに、この世の希望がありますね。
夫が子どもなので母親代わりをさせられ、自分の息子を恋人代わりにしてしまうお母さんがたくさんいると思っています。 息子の歓心をかうためになんでもやってあげるし、それが母親の愛情だと思い込んでいて、息子も「やってもらって当たり前」という人になり… あるいは自分の理想の恋人に仕立て上…
→人の不倫に怒る人って一体なんなのでしょうか。私はただの嫉妬だと思ってます まさに!おっしゃる通りです!共感大絶賛! あぁ安心したぁ〜坂口恭平さま!このままガンガンお願いします!