現地最後の練習まで滑り続けた「ゆなすみ」 誓った4年後への再出発
22日に閉幕したミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケートでペアの「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組(木下アカデミー)はショートプログラム(SP)19位でフリー進出はならなかった。
1月の4大陸選手権で3位となり「りくりゅう」以来となるメダルを獲得。今大会は入賞を目標にミラノへと乗り込んできただけに、2人は思わぬ結果に演技直後はなかなか前を向くことができなかった。
だがペア競技後も練習用リンクで、最終セッションまで黙々と2人で滑る姿がそこにはあった。4年後へ向けて新たに誓いを立てた「ゆなすみ」の言葉を振り返る。【ミラノで倉沢仁志】
4年後へ再始動した2月18日
<練習用リンクで2人で調整を再開しました。再出発ですね>
長岡 そうですね。SP当日は本当に悔しくて。今季はSPを良く積み上げてこられていただけに、すごく悔しさがあって。全ての努力が無駄になってしまった、という気持ちになってしまったんですけど……。
けど、コーチや連盟の方、選手、いろんな方に声をかけていただいて。「この過程が一番大事なんだよ」って。「ここまで頑張ってきたことがこれからに生きるんだから」という話だとか、いろんなことを言っていただけて。確かに2年半ほど前に(ペアを)始めて、ここまでけがもあったり、挫折したり、いろんなことがあった中でも、諦めずにノンストップで2人で突き進んでここまで来られたんだな、と改めて考え直して思ったので。
SPしか滑れなかったことはすごく残念という気持ちと、悔しいという気持ちが大きいんですけど。ここで1回、オリンピックを経験できたってことは次のオリンピックに絶対つながると思っているので。一つのステップとして。またこれを心に留めて成長していけるように頑張っていきたいなと思いました。
森口 本当にSP後は2人とも落ち込んでいたし。特に柚奈ちゃんが落ち込んで、立ち直れなさそうな感じだったんですけど。そこで、なんて言うんですかね。2人のここまで積み上げてきた絆っていうものが見えたというか。しっかり2人で…
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