M!LK初現場。カルチャーショックはこんなにも楽しい。
12月7日、神戸ワールド記念ホールで開催されたM!LKの「SMILE POP!」。
そこで私のアイドル現場の価値観は変わり、そして世界が広がった。
私がこれまで通った現場は、うちわ文化のある界隈。ファンサを貰うためにカンペうちわを作ったりもしている。これはこれでとても楽しい(いろんなうちわを作ってきた)。あとはコールもペンラ芸もない。ランダムもあまりというかほぼなく基本的には担当のグッズを買える、という界隈。
実際今もその事務所の沼に浸かり続けており、最近に至ってはデビュー前のアイドルを応援し始めたので、写真等今の時点で買えるものは買い漁る日々である。ツアーも決まったのでなんとしても当てなければならない。(目バキ)
ただ、11月にM!LKに出会って、現場が決まる少し前から初参戦の神戸公演が終わるまで、いい意味でのカルチャーショックを受けた。本当にあの日から今まで以上にM!LKのことが大好きになり、とても楽しかった記憶として残っている。
無事に代々木公演も終了しツアーが終わった今のタイミングで貴重な異文化体験をさせてもらえた感想を参戦記録として残しておきたいと思う。
チケットがなければグッズは買えない
12月に入る少し前。私はM!LKのアリーナツアー「SMILE POP!」の神戸公演で実施される予定のグッズ販売整理券を抑えていた。
10月末にM!LKに出会い、販売予定のグッズを見たが本当にどれもかわいくて、まずはアクスタだけでも、と思った。もしかしたら愛知公演以降で参戦できるかもしれないから、ペンライトもほしい!等と意気込んでいたのだが12月4日夜にとある投稿を目にする。
▪️会場物販はチケットがないと買えませんか?
— み!るきーず案内所📮 (@milk_mail_box) December 4, 2025
会場物販は該当する公演のチケットをお持ちでないと買えません。(2部制の場合も分かれているお時間ごとにチケットの確認があります。)
開場後の物販は、チケットを見せた後の会場の中で販売されることがほとんどかなと思います!
「チケットがないとグッズが買えない」
そもそもこの事実自体が私にとっては衝撃だった。これまで私が通ってきたアイドル現場ではチケットがなくても会場外にグッズ売り場があり、整理券さえあれば誰でもグッズを買うことができる。
よく考えたらそうか。現場に入る人にまずはグッズが行き渡るべきなのかもしれない。と思い、当時はまだ会ったことがなかったFFさんにDMをしたところ、代行するよ!とのありがたいお言葉。とりあえず12月6日、神戸ワールド記念ホールに向かった。
交換・取引は当たり前
到着してすぐ気づいた。めちゃくちゃ取引。取引しまくっている。どの界隈にも存在するが特にEBiDANにはランダム販売という文化があるため、ライブやイベントで交換を出す人も多いようだ。
会場にいた人も代行してくれた友人も、SNSを介して相手を見つけて現地で交換しているようだった。これまでのアイドル現場では基本的に選べる環境にいたため、こちらもとても新鮮な気持ちで眺めていた。
その光景を見ていて、本当にランダム販売が悪なのかと言われるとそうでもないなと思えてきた。当然交換する人は大変だし、連絡・梱包もろもろ楽なタスクでもない。
ただ事務所側の限度はさておき、ランダム販売をすることでメンバー毎の売れ行きの差が出づらい。そういった意味では所属タレントを守るいい手段なのかもしれないなと、勉強になったような気がした。(誰ですか?)
コール初体験、想像よりも早く到来
12月7日、代行してくれた友人の1人に席が余ってしまってるから来ないかと声をかけてもらった神戸公演1部の会場に向かう途中、ずっと私はコール動画で勉強していた。
せっかく参戦するなら初回からできるだけ溶け込みたい。声出せるところは出したいと思っていたからだ。
なんとなく最近の曲はやるだろうという読みで勉強を進めた。「好きすぎて滅!」は自分がきになったきっかけの楽曲であり、コール動画もいつかの参戦のためにたくさん見ていたのでまあなんとかなりそうだな…。くらいには覚えていた。
ただ「エビバディグッジョブ!」これは本当に難しかった。というか本当に音楽を聴きながらずっと声を出すコールになっていたので、覚えたところでそれができるか?そもそも曲を聴くので精一杯になるのではないかと不安だった。ずっと神戸に向かう途中、「覚えられないよ~~~」とツイートしながら動画を見ていた気がする。
そもそもアイドルのコールで「カツオ節、小松菜、もち、雑煮!」ってどういうことなんだ、無茶ぶりがすぎるだろ、しかもメンバー考案…。これをファンのみんなは熱心に覚えて参戦するのか…すごいな…。と、このタイミングでもカルチャーショックを受けた。
実際ライブでコールをする場面になると、難しいと思っていたエビジョブのコールがメインステージの正面モニターに出てくるという福利厚生の良さ。おかげでメンバーをみながら目に入ったコールは叫ぶことができて、本当に楽しめた。
おそらく私含めたライブ参戦が初だという人への最大限の配慮だと思うが、メンバーとファンで一緒にライブを作り上げることの楽しさに立ち返ることができた。ただメンバーと同じ空間にいることと音楽を楽しみ、その反応として覚えてきたコールをみんなで叫び、コールがあることでより一体感のあるライブになっていた。
そもそもコールは強制じゃないのだけれど、「I CAN DRINK!」という周年ライブでエビジョブのコールを嬉しそうに聞いていたメンバーの顔を円盤で見たからこそ、できるだけ覚えてメンバーが喜ぶ顔が見たい、とも思う。
自分だけできなかったらどうしよう、みたいな不安な気持ちも当日ライブが始まるまではあったけれど、M!LKのライブ済になった今ではせっかく私を楽しませてくれるのだからお返しにコールは頑張って覚えよう!という気持ちになった。
もし周りが気になったり不安になっている人がいるなら、メンバーの喜ぶ顔を思い浮かべて一緒に覚えられたらいいなと思う。
↓ いつか来る過去曲のためにたまに見ている動画がこれ
これまで書いてきた通りコールは人生で初めてだったが、事前に覚えて、実際にやってみてこちらからも声で反応できる素敵な文化だなと感じるとてもいい機会だった。
8の字を推しパートでやるの、愛だな
ペンラ芸、と呼ばれる文化があることはなんとなく知っていたのだが、これは事前に勉強のしようがなくぶっつけ本番だった。
こっそり(こっそり)連番してくれた友人の真似をすることにしたところ、どうやら自分の推しのパートで振るらしい。連番してくれたみんなとは全員推しが違ってペンライトを上げるタイミングもバラバラだったのだが、ソロパートでペンラを上にあげて振るという体験も初めてだった。
「好きすぎて滅!」のような一緒に踊れる曲や、チラチLOVEのような殺傷能力が非常に高く、命の危険を感じるような曲(吉田推しすぎますよ)では正直ペンラどころではなく、8の字はなかなか難しい。
ただバラード等はやはり上から見ていてもソロパートで上がっているときれいに見えるし、歌っている推しに応援の気持ちを伝えることができることに気づいたのでこれも新しい発見としてどんどんやっていきたいと思った。
演出も衣装も自分たちで
最後に「塩﨑ワークス」と呼ばれているライブ演出の凄さについて語りたい。初期装備ニキで秋ごろにバズっていたが、彼の凄さが身体能力の高さ、バネの多さだけではないことに今回のライブで気づいた。
一番は世界観。彼がDオタであるという点からか、こちらがのめり込んでしまうようなセットリスト、世界観の作りこみが素晴らしい。
実はスマポ神戸公演~愛知公演までの間に、「HAPPY!HAPPY!HAPPY!」から「M!X」の円盤はすべて購入して見させてもらったのだが、コンセプトやアルバムに一致したライブを作っている印象。
衣装担当の山中柔太朗さんとも相当話し合いをしながら進めていることが先日上がったインスタグラムでよくわかった。本当に柔くんのファッションセンスには感服でしかない。
円盤で見たどの衣装も今回の公演も素敵で印象に残りやすい衣装になっていて素晴らしかった。
↓ 今回の衣装解説がこれ
https://www.instagram.com/jyutaro_milk/p/DUntl_7ib5W/
演出の話に戻る。だいちゃんがどんな構成の組み方をしているのか、素人目には想像もつかないが、円盤のクレジットに「LIVE DIRECTOR 塩﨑太智」と書いてあるのを見たときは相当演出にも関与しているのだろうな、と思い感動した。そうやってメンバーが関与していることを明確に書いてくれる制作陣も素晴らしいと思った。
普段SNSではふざけているようにしかみえない彼の頭の中がどうなっているのか気になってしまったし、世界はこれを「メロい」と呼ぶのだと思った。
実際に私はライブで生のM!LKを浴びて以降だいちゃんへのメロが止まらない、助けてほしい。
最後に
本来ストレス源になり得るはずの「カルチャーショック」がこんなに心地のいいものだと知れたのはM!LKのライブのおかげだ。
本当に神戸公演でM!LKを見てからというもの、より彼らへの気持ちが強くなったし、私個人としてもいろんなことを頑張れているという実感が湧いている。
コールも8の字もそうだが、それぞれのタイミングで楽しんでいて、本当に自分の推しを見る、同じ空間でパフォーマンスしてくれる推しを応援するということに集中していて居心地がいい空間だった。
撮影可能な時間もあったけれど見つけてもらうために大きな声を出すファンや近づきすぎるような人も自分の周りにはいなくて、民度がいい、のひとことに尽きる。
これからどんどん箱が大きくなっていくのかもしれないけれど、ファンの空気もグループとの関係性もこのままでいてほしいなと感じる楽しい異文化体験だった。
もちろんこれからも当たれば(当たれば)参戦したいし、コールもたくさん覚えて、こちらからの応援の気持ちもメンバーに届けたいと思う。


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