日本ハム栗山英樹監督(54)が退場処分ギリギリの猛抗議を展開した。2点を追う8回。中田の15号2ランで同点にした直後、近藤の遊ゴロの判定について憤った。セーフ、アウトのタイミングも微妙で送球がそれ、ソフトバンク一塁手の明石の足がベースから離れたように見えたが、橋本塁審のジャッジはアウトだった。

 現役時代をほうふつとさせるような全力疾走でベンチを飛び出し、詰め寄った。判定は覆らず。セーフなら無死一塁で一気に勝ち越しチャンスとなっただけに、引き下がらなかった。阿井ヘッドコーチがなだめるなどし、何とか三塁側ベンチへと戻り、事なきを得た。最終9回にサヨナラ勝ちで首位浮上も、このシーンだけは納得いかない様子。「オレの中では、あり得ない」と断言。ただ「審判の方にはご迷惑をお掛けしました」と、審判団への敬意も忘れなかった。