【子育て世帯に「2万円の給付」が決定】
新たな経済対策の裏付けとなる令和7年度補正予算が、2025年12月16日に政府案どおり成立しました。
経済対策には、18歳以下の子どもを持つ家庭への2万円給付も含まれます。
児童手当の情報など、自治体が保有する子育て支援関連システムを活用し「プッシュ型」で支給されるため、原則申請不要で受給可能です。
本記事では、「いつもらえるのか」「現在の状況はどうなっているのか」といった点や、「子どもは何歳まで対象になるのか」といった疑問について解説します。
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この記事の目次
物価高対応子育て応援手当 子ども1人につき2万円の給付金
2025年11月21日に閣議決定された「強い経済」を実現する総合経済対策に盛り込まれた制度です。
物価高対応子育て応援手当は、長期化する物価高による家計負担を踏まえ、子育て世帯を対象に実施される給付制度です。対象となる子どもについて、1人あたり2万円が支給されます。
給付額は子どもの人数に応じて算定され、たとえば子どもが2人いる世帯であれば、合計4万円が支給される仕組みです。世帯の所得による制限は設けられておらず、対象年齢の子どもがいる世帯であれば支給対象となります。
子どもは何歳まで対象?
本手当の対象となるのは、0歳から18歳に達する日以後、最初の3月31日までの子どもです。これは、児童手当と同様に「高校3年生相当の年齢」までを対象とする考え方に基づいています。
そのため、支給基準日時点で高校在学中であっても、18歳に達した後の3月31日までであれば対象に含まれます。一方で、19歳以上の子どもや大学生は対象外となります。
申請は必要?
物価高対応子育て応援手当は、原則として申請不要の「プッシュ型給付」として実施されています。
児童手当を受給している世帯については、登録済みの受給口座へ自動的に振り込まれます。
ただし、公務員世帯や児童手当を受給していない世帯、新たに対象となった世帯などは、別途手続きが必要となる場合があります。
支給はいつ?
多くの自治体では、2026年2月以降の支給開始が見込まれており、早い自治体では1月中に開始される場合もあります。封書等をつかって支給時期は自治体ごとに連絡が来ている地域があるかと思いますが準備状況によって異なります。国としては2026年春ごろまでの給付開始を想定しています。具体的な振込時期や通知方法は、今後の自治体からの案内をご確認ください。
自治体独自の2万円給付金
子ども向け給付とは別に、各自治体が独自に実施している給付金もあります。これらは、国が創設した「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用し、自治体の判断で行われている支援策です。主な対象は、住民税非課税世帯や低所得世帯で、物価高の影響を特に受けやすい層への支援を目的としています。全国一律の制度ではなく、給付の有無や内容は自治体ごとに異なります。
東京都豊島区物価高騰対策支援給付金
自治体独自の給付金の一例として、令和7年度 豊島区物価高騰対策支援給付金を紹介します。
この給付金は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用し、物価高騰の影響を受けている一定の所得未満の世帯を支援する目的で実施されるものです。
2025年12月1日時点で豊島区に住民登録があり、次のいずれかに該当する世帯が対象です。
・世帯全員の令和7年度住民税が非課税
・令和7年度の世帯所得合計が200万円未満
【給付金額】
給付額は、1世帯あたり1万円です。
【手続きと支給の流れ】
給付手続きは、世帯の状況によって異なります。
・区が口座情報を把握している世帯
過去に豊島区の給付金を受給した実績がある世帯には、「支給予定通知書」が送付されます。内容に問題がなければ、申請は不要で、令和8年1月下旬ごろに指定口座へ振り込まれる予定です。
・区が口座情報を把握していない世帯
「確認書」が送付され、必要事項を記入のうえ提出することで、区が書類を受理してからおおむね3〜4週間後に振り込みが行われます。
・2025年1月2日以降に転入した世帯がいる場合
自身で受給要件を確認したうえで、コールセンターに連絡し、申請書を取り寄せて手続きを行います。
【申請期限】
申請が必要な場合の期限は、2026年3月13日(金曜日)消印有効です。
自治体独自の給付金だけでなく、国や自治体が実施する農業・子育て・生活支援など、目的別の給付金・支援金については以下の記事でも詳しく紹介しています。
自分の自治体で実施されているか確認する方法
自治体独自の給付金は、すべての市区町村で同じ内容が実施されているわけではありません。そのため、自分の住んでいる自治体で給付が行われているかどうかを確認する必要があります。
・市区町村の公式ホームページ
・広報紙や自治体からの通知
・「住民税非課税世帯 給付金」などの案内ページ
などが参考になります。
国民全員への一律2万円給付はどうなった?
※以下の内容は、2025年の選挙期間中などに議論された政策案の記録です。現在の決定事項ではありません。
2025年にかけて、「国民全員に一律2万円を給付する案」が政治の場で議論された時期がありました。
この案は、物価高対策の一環として検討されたもので、選挙公約や首相発言を通じて広く知られるようになりました。
選挙公約として示された「一律2万円給付」
2025年6月、自民党は参議院選挙の公約として「全国民への一律2万円給付」を掲げました。
あわせて、子どもや住民税非課税世帯の大人については、追加で2万円を支給する案も示され、実現した場合には1人あたり最大4万円の給付となる可能性があるとされていました。
石破首相も当時の会見などで、物価上昇への対応として現金給付の必要性に言及しており、財源については税収の上振れ分や税外収入を充てる考えが示されていました。
支給時期や制度設計をめぐる不透明さ
一方で、この一律給付については、
・具体的な制度設計が固まっていないこと
・自治体事務や財源面での調整が必要であること
などから、実施時期や方法は明確にならないまま議論が続いていました。
2025年夏以降には、所得制限を設ける見直し案が浮上するなど、与党内でも方向性が定まらない状況が続き、給付開始の時期は不透明とされていました。
給付付き税額控除への議論の移行
その後、2025年秋以降は、「現金給付」よりも給付付き税額控除を軸とした制度設計に関心が移っていきます。給付付き税額控除は、所得税の控除と現金給付を組み合わせ、低所得層を重点的に支援する仕組みです。
与野党協議や自民党総裁選を通じて、この制度を中長期的な物価高対策・所得再分配策として検討する動きが強まりました。この流れの中で、「国民全員への一律2万円給付」は、見送られました。
【現在の位置づけ】
2026年初頭時点で、国民全員を対象とした一律の2万円給付は行われていません。
実施される給付は
・子育て世帯向けの「物価高対応子育て応援手当」
・自治体が実施する独自の給付金
に限られています。
今後、仮に国民全体を対象とした給付が検討される場合には、新たな予算措置や制度発表が必要となります。その際には、改めて公式な情報が示されることになります。
2万円給付金はいつもらえる?
2万円給付金の支給時期は、どの制度に該当するかによって異なります。
子育て世帯を対象とした「物価高対応子育て応援手当」は、2026年春ごろまでに、自治体を通じて順次支給される見込みです。すでに、自治体の広報紙への掲載や、はがきなどによる通知が始まっています。
住民税非課税世帯などを対象とした「自治体独自の給付金」は、市区町村ごとに支給額や支給時期が異なり、早いところでは2026年1月から振り込みが始まります。
まとめ
2万円給付金は、全国一律の制度ではなく、国の制度(物価高対応子育て応援手当)と自治体の制度に分かれて実施されています。自分が対象となる給付を確認するには、どの制度に該当するのかを確認したうえで、自治体からの案内や公式情報をチェックするようにしましょう。
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