「お人好し」日本がまた…
もちろん、これまでの金泳三元大統領の様に、日本から謝罪を引き出しておいて帰国後手のひら返しを行った「それみたことか反日扇動」や、文在寅大統領の様に「反日正義」を盾に常軌を逸した行動はないと思えるが、それでも日本政府は甘すぎるのではないだろうかと不安になってくる。
今回の日韓通貨スワップ協定再開で脳裏に浮かんだのが、90年代までの「お人よし日本」というイメージである。
私の実感では、当時はいまほど日本も朝鮮半島に興味が無かった、それでも私の様な在日は「日本はちゃんとしているはずなのに、なんだ韓国や北朝鮮の言い分は」と腹を立てていたものだった。
私は朝鮮学校で当然、日本の朝鮮半島併合を「侵略」と学び、また日本が朝鮮半島にした当時の政策自体もすべて「侵略者の悪事」と習った当事者である。いま思うと、学校ではそのように「日本を憎む」様にしか習わなかったと思える。
当時、私たちは「外国人登録証」を16歳から持っていた。この登録証を作る際に指紋押捺があったが、13歳から指紋押捺反対デモに参加していた私は初めて登録証を作ったときに「あぁ〜このことだったのか…」と感じながら、「指紋押捺の何が悪いんやろ?俺、外国人やんな」と変に納得していた自分を覚えている。そんなことを考えていたのは、私くらいだったかもしれないが。