〔PHOTO〕iStock
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一段と厳しさ増す韓国経済の現状

足許、韓国経済の減速、後退の懸念は一段と高まっている。

韓国にとって最も重要な輸出品目である半導体の価格下落は大きい。

2021年秋口以降、サムスン電子が世界最大のシェアを持つDRAMの価格下落は鮮明化した。

NAND型フラッシュメモリの価格も下落している。

ゼロコロナの終了後、中国では個人消費の回復ペースが鈍い。

そのため中国ではスマートホンの出荷台数が減少し、半導体需要は下押しされている。

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コロナ禍によるデジタル化の急加速の反動なども重なり、世界全体で半導体の需給は緩み在庫が積みあがっている。

その結果、4月、韓国の半導体輸出は前年同月比41.0%減少した。

その状況下、韓国の設備投資も低迷している。

一因として、メモリ半導体価格の下落鮮明化によってSKハイニックスが設備投資を縮小したことは大きい。

内需面では、ウィズコロナの経済運営を背景に動線が修復され、飲食、宿泊、交通などの分野でペントアップ・ディマンドが発生している。

ただ、それが長く続くとは考えづらい。

世界的な物価の上昇とウォン安の掛け算によるインフレの高止まりを背景に、徐々に韓国の個人消費は圧迫されるだろう。

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