スカイツリー閉じ込め 「ヒューズの溶断」が原因 運営会社が謝罪
東京都墨田区の東京スカイツリーで22日にエレベーターが緊急停止し乗客20人が閉じ込められた問題で、運営会社の東武タワースカイツリーが25日、都内で記者会見した。東武タワー社は謝罪したうえで、停止の原因について「エレベーター機械室内にある制御盤内のヒューズが溶断したため」と説明した。安全が確認できたとして、26日から営業再開する。 【写真特集】スカイツリー閉じ込め 集まった消防や警察の車両 記者会見では村山隆史取締役が「お客様に大変ご心配をおかけし、申し訳なかった」と陳謝した。 東武タワー社によると、ヒューズの溶断はエレベーターと制御盤をつなぐケーブルの破損が要因。ケーブルの破損は、エレベーターをレールに沿って移動させる「ローラーガイド」と呼ばれる案内装置の回転部に巻き込まれたことで発生したと結論づけた。 再発防止策として、ローラーガイドとケーブルとの接触を防ぐため、ローラーガイドをカバーで覆うという。 東武タワー社によると、スカイツリーでは22日夜、4階から展望デッキ(地上350メートル)を結ぶエレベーター2基が運行途中で止まった。このうち地上30メートル付近を降下中だった1基には23日未明まで約5時間にわたって乗客20人が閉じ込められた。残る1基は無人だった。 スカイツリーは総点検のため23~25日に臨時休業した。【田中綾乃、斎藤文太郎】