西武大久保博元打撃コーチ(41)に殴られてケガを負ったとし、30代の女性が警視庁品川署に被害届を出していたことが12日、分かった。
女性は同コーチの知人で8月上旬、都内で腕などを殴られたとして、軽いけがを負ったという。同コーチはこの日、東京ドーム内で会見し「自分の不徳の致すところ。チームやファンに迷惑をかけたことを深く反省し、心から申し訳なく思っています」と頭を下げた。アジアシリーズ直前の騒動に、ミーティングでは渡辺監督や選手にも謝罪した。
だが、被害届を出された事実は認めたものの「殴ったことを認めた」とされる一部報道については真っ向から否定した。「報道にあったような、刑事罰を受けるようなことは、自分の中ではしていない。僕が言えることは、殴ってはいないということ。結果が出たときに真実が明らかになると思います」と語気を強めた。今後、示談交渉などは行わず、警察や検察の判断に委ねるという。
球団側は、同コーチが警察から事情聴取を受けた10月上旬の段階ですでに報告を受けていた。前田球団本部長は「プライベートな問題。本人が解決するものと思っている」と、現時点では静観の姿勢。13日開幕のアジアシリーズもこれまで通りコーチとしてベンチ入りさせる方針だ。処分などについても「まだはっきりしたことが分かっていない。今のところは考えていない」と今後の推移を見守る考えを示した。
品川署は傷害の疑いで、同コーチを書類送検する方針。