SNS乗っ取り被害相次ぐ その手口と実態を取材 対策は? 岩手
IBC岩手放送
岩手県内で、LINEやインスタグラムなどSNSのアカウントが他人に乗っ取られる被害が増えています。知人を装って送ってきたメッセージにアクセスすると、さらに被害が拡大するケースも確認されています。 その手口と実態を取材しました。 【画像はこちら】乗っ取り被害のインタビューなど 今回、取材に応じてもらったのは、実際に被害に遭った盛岡市に住む飲食店勤務の30代女性です。 (被害者女性は) 「インスタグラムで母からメッセージが届いて。友達の息子のコンテストに投票してほしいっていう連絡が来て。別に私はなにも疑わず『わかったわかった〜』みたいな感じで投票リンクに飛びました」 メッセージに添付されていたURLを開くとリンク先にLINEの認証画面が表示され、電話番号やパスワードなどを求められ、それを入力した直後、LINEにログインすることができなくなりました。 実はこの時、メッセージを送ってきた母親のアカウントは何者かに一時的に乗っ取られた状態でした。 (被害者女性は) 「あとあと考えれば違和感あるんですよ。敬語使ってくるんで、私に。そのときはあれ?とも思わず、急いでたんで私も。家でゆっくり見てたわけじゃないんでパパッと勢いで(返信)。『やってしまったな』って感じですね」 その後、乗っ取られた女性のアカウントは、本人になりすましてLINEの友達に電子マネーの送金を求めるメッセージを送り続けているといいます。 (被害者女性は) 「どうしよう、っていう。自分がのっとられたことはもうしょうがないんですけど、結局私から周りの人たちに同じことが起きるんだなっていうのを想像すると、どうにかしなきゃいけない。でもどうもできなくて」 警察によりますと、このようなSNSなどでの不正アクセスによる相談は県内で増えているといいます。 こうしたSNSの乗っ取りなどを含む不正アクセスに関係する県警への相談件数は2024年が前の年を100件上回る288件、2025年上半期は前の年の同じ時期と比べて56件多い181件と増加しています。