今季限りで現役引退するロッテ今岡誠内野手兼任コーチ(38)が5日、千葉市内のQVCマリンで引退会見に臨んだ。「レギュラーとして短命だった。そんななかでも濃い現役生活でした」と16年間を振り返った。

 阪神時代の03年に首位打者、05年に打点王に輝き、2度のリーグ優勝に貢献した。打撃不振に陥り、09年に戦力外になりロッテへ移籍。10年に日本一を経験し、今季は公式戦に出場せず、若手指導に専念した。「山あり谷あり。自分はこういう野球人生の方が良かったのかな。そこそこの成績でレギュラーを張って終えるより、いろんな感情を持って、いろんなことを勉強できた」と晴れやかだった。今後は「ずっと野球に携わって今度は経験したことを伝える番。野球とは、という質問にまだまだ答えは出ない。勉強している最中かな」とグラウンド外から野球を学ぶ方向だ。【酒井俊作】