インタビュー

「ママ、戦争止めてくるわ」と投稿したわけは 渦巻く反響、今の思い

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武井風花
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 8日に投開票された衆院選の期間中、一人の女性がX(旧ツイッター)でつぶやいた「ママ、戦争止めてくるわ」という一言が、またたく間に広がった。投稿には約4万8千の「いいね」がつき、「パパも」「ばあちゃんも」「独身男子も」と、様々な立場の人が続いた。一方、「大げさだ」などとの批判もあるなど議論を巻き起こした。

 投稿したのは、東京都在住のエッセイスト、清繭子(きよしまゆこ)さん(43)。仕事をしながら2人の子供を育てていて、これまで政治活動をしたことはないという。投稿に込めた思いや、選挙が終わった今、思うことなどについて話を聞いた。

 ――「ママ、戦争止めてくるわ」とXに投稿した理由を教えてください。

 投票日前に、自民党が圧勝するという予測報道がありました。同時に、SNSで自民党の候補者が「国民の皆さんに汗を流して、場合によっては血を流していただかないといけないこともあるかもしれない」などと、戦争を想起させる発言をしている動画が流れてきたんです(※後に「誤解を招く表現があった」などと釈明)。私は普段、新聞をじっくり読むタイプではなく、政治活動をしているわけでもありませんが、「私はそんなの嫌だ。自分の子どもに血を流させたくない」と思いました。私の「NO」という意思が、情勢調査の予測に入っていないと感じたんです。

 いつもは投票日に投票に行くのですが、予測を少しでも覆したいと、5日に期日前投票に行くことにしました。夫が会食がある日だったので、期日前投票をした後、子供たちとフードコートで夕食を食べて帰ろう、と思いました。

 それで、学童から帰ってきた小学生の子どもに、「投票に行くよ」という意味で「ママ、戦争止めてくるわ」と言ったんです。少しユーモアを交えた方が面白いかな、という軽い気持ちでした。

 ――お子さんとの会話から生まれた言葉なのですね。

 自宅のリビングでの何げない一言でした。その言葉が自分でも面白いなと思って、投票所の行列に並んでいる時にXに投稿しました。

 ――投稿は広がりました。

 投票を終え、子どもたちとフ…

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この記事を書いた人
武井風花
ネットワーク報道本部|大阪駐在
専門・関心分野
観光と暮らし、福祉、災害
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    富永京子
    (立命館大学准教授=社会運動論)
    2026年2月20日0時11分 投稿
    【視点】

    いわゆるツイッターデモやハッシュタグアクティビズムと言われる活動に当たるかと思いますが、記事内にもある通りフィルターバブルや、Xのアルゴリズムの課題もあり、また同一アカウントによる書き込みや再投稿が多数を占めるという調査結果もあり(http

    …続きを読む

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