参政党は3日、国会内で記者会見を開き、今年10月の宮城県知事選で支援した和田政宗・元参院議員(51)の政調会長補佐としての党スタッフ入りを発表した。

和田氏は、これまで所属していた自民党に離党届を提出しているが、その扱い判断が完了していないとして、神谷宗幣代表は、現段階では「入党」ではないと明かした。

和田氏は今後党の政策づくりに携わり、政調会長補佐に就任するとともに、自民党時代地盤だった東北や北海道のブロックを担当する地域統括副部長として、地域の組織づくりや議員の選挙支援に携わるという。これに伴い、これまで同職を務めていた豊田真由子氏は、政調会長代行に就任するという。

和田氏は、神谷氏や安藤裕幹事長(成長)ら党ボードメンバーとともに会見し、「神谷さんに、参政党の政策づくりに深く関わってほしいと要請を受け、熟慮した結果、参政党のみなさんと、国家、国民のための政治を行っていこうと決断した」と語った。

宮城県知事選で感じたという若い世代の政治参画の姿は「いままでの政治活動や私が所属していた政党(自民党)では、なかなかできないものだった」として、「新しい政治をつくっていこうということで、政策立案ということでかかわることになった」と述べた。

神谷氏からは11年前、当時自身が所属していたみんなの党の解党時に、「新しい政治をつくろう」と新党結成を持ちかけられたことがあるとし、今回、「あの時にいっしょにつくろうとしたのが、今の参政党だったと言っていただき、いっしょにやりましょうと言われた」と述べ、「これが私の心を大きく動かすきっかけになった。力を尽くしていきたい」と意欲を示した。

神谷氏は、「今後、参政党の政策づくりに、コミットしていただきたい」と期待を示した。現段階では、和田氏を何らかの選挙の候補者とすることは「考えていない」と述べ、「入っていっしょにやっていただいて、参政党の政策を落とし込んでいただき、それを訴えて(選挙で)やりたいということなら、そこからの審査になる。現時点では、候補者にするとかは決めていない」と述べた。