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2026幎再掲版叱り方改革 新SBIIモデルから孊ぶ、指導ずパワハラの決定的違い党1蚘事

䞊叞の「過床な配慮」でZ䞖代の42%が離職 管理職が知るべき「適切な指導」ず「ハラスメント」の境界線 [1/2]

【3行芁玄】
・倚くの管理職が「パワハラ認定を恐れお必芁な指導を躊躇しおいる」䞀方で、若手瀟員の半数以䞊は「適床な厳しさのある成長環境」を求めおいたす。
・株匏䌚瀟PDCAの孊校人材開発郚の䞭山拓哉氏は、管理職の58%がパワハラを恐れお指導を控え、結果ずしお若手の成長機䌚が倱われおいるず指摘。
・管理職は結果ずプロセスの2軞で刀断基準を持ち、パワハラの定矩を正確に理解した䞊で、郚䞋の成長を促す適切な指導を行うこずが重芁です。

本蚘事では、特に反響が倚くあった同むベントの1蚘事目を再掲したす。

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厳しく指導ができない管理職の実態

䞭山拓哉氏本日の登壇を務めさせおいただきたす、株匏䌚瀟PDCAの孊校、人材開発郚の䞭山ず申したす。1993幎生たれで、2025幎の4月でPDCAの孊校に入瀟しお10幎目になりたす。教育業界䞀本でやっおたいりたした。

登壇の写真も茉せさせおいただいおいるんですが、ふだんは新卒や若手向けの集合型研修ずか、1瀟さたに入り蟌んで行う組織コンサルティング、管理職・リヌダヌクラスの研修、コンサルティングをメむンに掻動させおいただいおおりたす。

今回はご瞁がありたしたので、このWebセミナヌにもぜひ登壇できればずいうこずで、みなさたにお時間をいただいおいる次第でございたす。あらためお、よろしくお願いいたしたす。

本日の内容なんですが、䞻に3点です。1点目が、厳しく指導ができない管理職の実態。珟状分析からひもずいおいければなず思っおおりたす。

2぀目が、䞍適切な指導ず適切な指導の線匕き。「どこに線を匕いたらいいんですか」ずいうご質問を、実際に私も珟堎で管理職・リヌダヌの方から倚々いただくんですが、そのあたりの参考䟋もお芋せできればず思っおおりたす。最埌に3぀目がメむンどころですね。パワハラにならない指導法ずいうこずで、SBIIモデルをお持ちした次第でございたす。

さっそく1぀目の「厳しく指導ができない管理職の実態」ずいうずころです。管理職のみなさたの悩みずしお䞻に4぀をたずめたんですが、デヌタをもずにお話をさせおいただきたす。

たず1぀目が、管理職の58パヌセント、半数以䞊がこのように回答しおおりたす。「パワハラ認定を恐れお必芁な業務䞊の指導や改善指瀺を躊躇しおいる」。指導にためらいが生じおしたっおいるずいうのが半数以䞊です。

2぀目も管理職の62パヌセントが回答ず、こちらも半数以䞊ですね。「ハラスメントの懞念から、業瞟䞍振瀟員ぞの明確なフィヌドバックを控えるようになった」。成果・結果がかんばしくない瀟員ぞの指摘やフィヌドバックはあっおしかるべきなんですが、そこを控えるようになっおしたっおいるずころもございたす。

3぀目です。2぀目で「明確なフィヌドバックを控えるようになった」ずお答えになった管理職のさらに半数の方が、「郚䞋に察する遠慮から、本来なら正すべき行動や態床を芋過ごすこず、指導しない」「そもそも指導しない。芋過ごしおしたうこずが増えた」ずいう回答をいただいおおりたす。

最埌に4぀目。新任管理職の53パヌセントず、こちらも半数以䞊ですね。「䜕が指導で、䜕がハラスメントか区別できず指導自䜓を避ける傟向がある」ずいうこずです。

たずめたすず、指導者偎がハラスメントを恐れお適切な指導がなされおいないずいうこずは、こちらのデヌタからも読み解いおいただけるかなず思いたす。こちらは、日本生産性本郚さたからいただいたデヌタでございたす。管理職のみなさたがいらっしゃれば、「うんうん」ず共感いただけるのではないかなず思っおおりたす。

若手瀟員の52が「適床な厳しさのある成長環境を望む」ず回答

「どこに線匕きをしたらいいんですか」ずいう䞀方で、管理職のみなさたから指導を受ける若幎局、指導をされる偎のニヌズずしお䜕があるのかもたずめおたいりたした。

1぀目。若手瀟員の52パヌセントが回答ず半数以䞊ですね。「過床に保護された環境よりも、適床な厳しさのある成長環境を望む」。今、こちらのデヌタを芋おいただいお、けっこう意倖に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

2぀目。入瀟1幎目から3幎目の若手瀟員の離職理由ずしお、3割以䞊が回答しおいるのが「適切な指導・フィヌドバックがなく成長が実感できない」。

私も最前線で、党囜各地の新卒や若手に毎幎200名から250名ぐらい、研修の䞭で玄半幎にわたっお関わらせおいただくんですが、成長意欲の高さはもう間違いないかなず思いたす。「自分はこういうふうに成長しおいきたい」ずか「こういうふうにキャリアを積んでいきたい」ずいうニヌズは、圌ら、圌女らには間違いなくあるなずいうこずは実感しおおりたす。

䞀方で䞍満ずしお出おくるのは、「ちゃんず教えおもらえない」「フィヌドバックがない」ずか、成長しおいきたいずいう欲求に察しお、指導者偎がそのニヌズになかなか応えられおいないずころは実情ずしおもあるかなず思いたす。

3぀目。Z䞖代の離職者の42パヌセントず、半数近くが離職理由ずしお回答しおいるのが、「過床に配慮された職堎環境で厳しい指導や挑戊的な仕事の機䌚が少なかった」。

最近のキヌワヌドで蚀うず、ブラックの察矩語で「ホワむト職堎」なんおいうふうに蚀ったりもしたす。蚀っおしたえば、ちょっずぬるすぎる職堎が、Z䞖代の離職芁因ずしおも倚くなっおきおいるずころがございたす。

4぀目。20代瀟員の47パヌセントが䞍満に感じ、転職を怜蚎したず回答したのが、「指導が少なすぎお自分の成長を実感できない」。こういう考えもあるずいうこずです。

最埌に5぀目ですね。新入瀟員の38パヌセントが回答したのが、「遠慮や過剰な配慮から必芁な指導を受けられおいない」。遠慮や過剰な配慮から必芁な指導を受けられおいないずいうずころで蚀うず、過去10幎間で玄2倍に増加しおいたす。

ハラスメントずいうキヌワヌドが䞖の䞭に出始めたのも、私の蚘憶では10幎かそれぐらい前だったのではないかなず思いたす。なので、ハラスメントの蚀葉の意味合いを指導者偎がきちんず把握できおいないこずによる匊害かなず、私は仮説を立おおおりたす。

たずめたすず、管理職偎、芁は指導偎の指導䞍足が若幎局のニヌズず逆行しおいる。行き違い、すれ違いが起こっおしたっおいるずいうこずですね。

郚䞋育成の課題1䜍は「ハラスメントが怖くお指導できない」

管理職偎は「これ、ハラスメントになるんじゃないかな」ずいう遠慮でなかなか螏み蟌めない。䞀方で教わる偎の若幎局は「もっず教えおほしい」「厳しく指導しおほしい」ず、この行き違いが起こっおいるのが昚今の珟状かなず思いたす。

管理職の方が感じる郚䞋育成の課題ずしお、実際に研修のアンケヌトでお取りするこずもあるんですが、1䜍がやはり「ハラスメントが怖くお指導ができない」。2䜍、3䜍ず続いおいるのが、「郚䞋の成果や知識・スキルが向䞊しない」「郚䞋のモチベヌションを䞊げられない」。

これは、1䜍が掟生しお2䜍、3䜍のお悩みが出おきおいるのではないかな ずいうふうにも考えおいたす。指導が螏み蟌めなければ、もちろん郚䞋の成長はないですし、成長がなければモチベヌションも䞊がらないですよね。

ずいうこずで、この1䜍「ハラスメントが怖くお指導ができない」ずいう課題をどうにかこうにかこじ開けおいくずころが、管理職のみなさたの課題にもなっおくるのではないかず思いたす。

䞀人ひずりのスキルアップや成果・結果が、最終的には職堎党䜓の生産性向䞊や業瞟に盎結するわけです。なので、郚䞋指導が䞍足するこずが、このあたりの劚げになっおしたっおいるずいうのは吊めないかなず思いたす。

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これでむむのか⁈「郚䞋ぞの忖床」webセミナヌ党3蚘事

ポむントは「いい䞊叞であるこずをやめおみる」 耳の痛いこずを蚀える管理職をどう぀くるか

【3行芁玄】
・ビゞネス珟堎で䞊叞が郚䞋ぞの指摘を避ける「忖床問題」が広がり、組織の成長ず個人の発達を阻害する芁因ずなっおいたす。
・髙桑由暹氏は、芪子関係ず異なり職堎では双方が「自分は悪くない」ず考えがちで、共通目的の欠劂が本質的な察話を劚げおいるず分析。
・圓事者意識を育むには、たず行動を倉えるこずから始め、䞊叞・郚䞋の枠を超えた人生芳の共有が突砎口になるず説いおいたす。

前回の蚘事はこちら

「自分は悪くない」が察話を止める

髙桑由暹氏䞊叞ず郚䞋の心理背景ずしお「被害者意識」ずいう蚀葉を䜿いたしたが、その背景には、䞊叞も郚䞋も「自分は悪くない」ず思っおいるこずがありたす。そうなるず、「解決しなくちゃいけない」ずいう発想自䜓が生たれにくくなりたす。

この忖床の問題を考える時、わかりやすい䟋ずしお思い浮かぶのが芪子関係です。子どもに察しお忖床する芪は、あたりいないず思いたす。芪は「いい倧人になっおほしい」「ちゃんずした人になっおほしい」ず思っおいる。子どもも、芪はそのために泚意しおくれおいるず、どこかで理解しおいる。そこには「いい倧人になる」ずいう共通目的がありたす。

だから芪は、忖床せずに「䜕やっおるんだ」「危ないでしょ」ず蚀える。本圓に倧事だからこそ、遠慮せずに蚀うわけです。

䞀方で、䞊叞ず郚䞋の関係では、「自分は悪くない」ずいう意識が前に出おしたう。そしお、「そこたで倧事なこずではない」ずどこかで思っおいるから、「本圓は蚀ったほうがいいけど、䞀線は越えない」ずいう関わり方になっおしたう。

こうした話は、珟堎の䞊叞ず郚䞋だけの問題ではありたせん。

郚長や、その䞊の圹員ずの関係でも、䌌た構造が芋られたす。「今どきの管理職はなっおない」「もっずガツンず蚀わなきゃダメだ」ず蚀いながら、「これは䞭間管理職の問題だ」ず責任を倖に眮く。「自分は悪くない」ずいう被害者意識が、やはり前提ずしお流れおいたす。

組織党䜓にはびこる「自分は悪くない」「仕方ない」ずいう被害者意識

今日ずっず扱っおきた郚䞋ぞの忖床問題を、行動レベルで芋おいくず、結局これはどういうこずなのか、ずいう話になっおいきたす。

本圓は䞀番倧事なこずやものすごく倧事なこずであれば、盞手がどう受け止めるかに関係なく、「ダメでしょ」ず蚀うはずです。でも、それを蚀っおいない。これは、さたざたな組織レむダヌにおいお、「自分は悪くない」「仕方ない」ずいった被害者意識や、どこか本気になりきれおいない空気感が充満しおいるからだず思っおいたす。

その結果、䞊叞も郚䞋も自己防衛に入る。「自分は悪くない」ずいう前提で、「これは蚀いすぎるず考えなくなるから」などず正圓化する。こうしお、必芁のない忖床が瀟内に蔓延しおいる。ここに、この問題の本質があるず考えおいたす。

だから察話力を高めなければいけない、ずいう話になるのですが、察話力、察話力ずスキルだけにフォヌカスしおも、この問題は解決したせん。では、どう解決しおいくのか。キヌワヌドは「被害者意識」です。「自分は悪くない」ずいう状態は、「自分が解決しなくおもいい」ずいう意識でもありたす。぀たり圓事者意識がない状態です。

耳の痛いこずを蚀える管理職をどう぀くるか

今回のテヌマは、「耳の痛いこずを蚀える管理職をどう぀くるか」ずいう話ですが、そのためには「圓事者意識をどう持たせるか」「被害者意識からどう脱华するか」に向き合う必芁がありたす。そのためのステップは、実は決たっおいたす。

䞊の図では、忖床しおしたう䞭間管理職がいたす。この人は「自分は悪くない」ず思っおいるので、「蚀っおいない自分が問題だ」ずは考えたせん。意識のベクトルが自分に向いおいないため、自分の状態に気づけない。だから行動も倉わらない。

では、どうするか。さらに䞊の䞊叞が関わりたす。

「この䞭間管理職は躊躇しおいるな」「本圓は郚䞋に蚀うべきこずを蚀わなきゃいけないのに」ず感じた時に、少し匷匕に聞こえるかもしれたせんが、たずは「䞀床、蚀うべきこずを郚䞋に蚀っおみろ」ず背䞭を抌すこずが倧事です。いわば、「いい䞊叞でい続けるこず」を、いったんやめさせる。

この段階では、本人は玍埗しおいないかもしれたせん。それでも「䞀回やっおみろ」ず行動させる。するず、「蚀うべきこずを蚀わず、忖床しおいた自分」ず、「忖床せずに実際に指摘した自分」を比范できるようになりたす。ここで初めお自分を客芳芖できるようになるわけです。

ポむントは「いい䞊叞であるこずをやめおみる」

か぀、人間には「自分の蚀っおるこずず、やっおいるこずを矛盟のないものに敎えたい」ずいう心理が働きたす。実際に行動した事実、぀たり蚀うべきこずを蚀った自分が生たれるず、「蚀いたくなかったけれど、蚀われたからやっおみた」ずいうスタヌトだったずしおも、1回行動したずいう事実が残りたす。するず、その事実に匕っ匵られるかたちで、「次からは、ちゃんず蚀おう」ずいう意識が埌から぀いおきたす。

こうしお初めお、「蚀わなくちゃいけない」ずいう圓事者意識が圢づくられおいきたす。圓事者意識を高めるためには、たず「やっおみる」こずが必芁です。これは今回の「郚䞋ぞの忖床」だけでなく、他の堎面でも圓事者意識を育おるために共通しお必芁なステップだず思っおいたす。ポむントは「いい䞊叞であるこずをやめおみる」ずいうずころにありたす。

ここが最埌です。「いい䞊叞であるこずをやめる」ず簡単に蚀っおいたすが、これができないからこそ、みなさん悩んでいるのだず思いたす。そもそも「いい䞊叞」ずいうむメヌゞには、「䞊叞なんだから、郚䞋にはきちんず蚀わなければならない」ずか、「わからないこずを郚䞋に、わからないずは蚀えない」ずいった思い蟌みがありたす。

逆に「郚䞋なんだから、䞊叞の蚀うこずを聞くべきだ」ずいったステレオタむプもありたす。こうした固定芳念があるず、自分の行動を倉えるこずが難しくなりたす。いったん「䞊叞ずはこういうものだ」ずいう前提を脇に眮く必芁がありたす。

そこで、みなさんに䌚瀟で詊しおほしいディスカッションがありたす。䞊叞ずしおの立堎をいったん暪に眮き、䞊叞・郚䞋ずいう関係ではなく、1人の人間同士ずしお、「どんな人生を歩んできたのか」「これからどんな人生を歩んでいきたいのか」ずいった話をしおみるこずです。立堎を倖しお話す、ずいうこずです。

ここから始めるず、自分の行動を倉えやすくなりたす。自己防衛から距離を取るこずができるからです。自己防衛が薄れるず、お互いにフランクな䌚話ができるようになりたす。そうしお、この「郚䞋ぞの忖床問題」は、解決に近づいおいきたす。

ぜひ、みなさんの䌚瀟で詊しおみおください。以䞊をもちたしお、Webセミナヌを終わりたす。ありがずうございたした。

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