選り抜き記事
世界遺産は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ物件のことで、移動が不可能な不動産やそれに準ずるものが対象となっている。慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。
世界遺産条約はユネスコ成立以前、20世紀初頭から段階的に形成されてきた国際的な文化財保護の流れと、国立公園制度を最初に確立したアメリカ合衆国などが主導してきた自然保護のための構想が一本化される形で成立したものである。世界遺産は、政府間委員会である世界遺産委員会の審議を経て決定される。……
- 投下は、モンゴル帝国における王族・功臣自身、もしくは彼らの有する領民・領地を指す用語である。「投下」という語は宋代に用いられた「軍や賊の首領」を意味する 「頭項」という漢語が契丹語を介してモンゴル帝国に入ったもので、漢文史料上では「頭下」「投項」とも表記される……
- アフリカン・ワックス・プリントは、ろうけつ染めから発展したプリント布の1種を指す。西アフリカや中部アフリカのフランス語圏ではパーニュと呼ばれ、その名称はフランス語の「腰巻布」に由来する……
- 大島大誓言、通称伊豆大島暫定憲法は、第二次世界大戦後の占領期に東京都の伊豆大島で作られた、大島独立に向けての暫定憲法である。1946年1月29日のGHQ覚書(SCAPPIN-677)発令から同年3月22日まで、伊豆諸島が日本の施政権から分離されたことを背景に作成された……