【ジャンク再生記】ヤフオクBIOS確認のみのノートPCが蘇るまで|Ubuntuで復活した10年前のLIFEBOOK】
ヤフオクでずっと前に見つけた、ひときわ古めかしいノートパソコン。
その名は「富士通 LIFEBOOK P772/E」。見た目も型番も、時代を感じるけれど、どこか惹かれる一台でした。
当時説明には「BIOS確認のみ・ジャンク扱い」とのこと。
でも、写真を見る限りは大きな傷もなさそうだし、なにより値段が…安い!
「もしかして、これ…生き返るかも?」
そう思って、つい落札してしまいました。
その後、少しだけいじってあとはずっとそのまま放置していたんだけど
久しぶりにひっぱりだしてみました。
1. ジャンクPCの再起動
ひさしぶりのP772/Eは思っていたよりもキレイ。
ちょっとキーがテカって黄色いけど、キートップを全部ばらして漂白剤につけたらだいぶきれいになりました。液晶にも割れはなく、ボディもわりとしっかりしてる。(微妙に外装は割れたりしているが…)あと、光学ドライブがない…使わないから別にいいけど
ただひとつ、バッテリーが外れない。これ、ちょっと不安。
2. まずは通電チェック!
祈るような気持ちで電源アダプターを差し込み、電源ボタンを…ポチ。
……
……
通電、した!!!
BIOS画面にも無事入りました!
この瞬間がたまらないですね。
「君、まだ動けるんだな」って、ちょっと感動。
3. 中身を開けてみる
中身のチェックも大事。ということで裏蓋をオープン。
内蔵HDD → ない…(たしかもとからなかった?)
メモリ → 4GB+2GBで合計6GB。余ってたジャンク品のメモリーを使用したために中途半端な増設!8GB推奨
ファン → ホコリ少なめ、割と清潔
パーツクリーニングして、冷却ファンも軽くエアブロー。
この当時のPCはエアブローする専用の穴があった…
ネジが固くて「回らん!」って苦戦したところもあったけど、それも楽しみのひとつですね。最近のノートパソコンは開けるところすらないのが多いのでつまんないですよね。メモリーすら交換できなかったりする…
4. Ubuntuのインストール
元からOSがない機体なので、今回はUbuntu 22.04 LTS(日本語Remix)をインストールすることに。
使ったUSBメモリは、余っていたやつ。
別のパソコンでUbuntuのISOを書き込み、いざインストール!
このP772/E、USBブートも問題なし。
インストーラもサクサク進んで、10〜15分ほどで無事完了。
Ubuntuが立ち上がったときの画面、思ってた以上にキレイで感動。
そして…動作が軽い!
5. 驚きの使用感
再生後のスペックはこんな感じ:
CPU:Intel Celeron 877(1.4GHz、デュアルコア)
メモリ:6GB
ストレージ:余ってたSSD 128GBを装着
OS:Ubuntu 22.04 LTS
モバイルなのに有線LANのコネクター有
Web閲覧、YouTube、テキスト作業はぜんぜん問題なし。
むしろ、下手なローエンドWindowsノートよりも快適!
あと、キーボードの打鍵感が「昔の日本製」って感じでめちゃくちゃ良い。
このあたりは中古でも味わい深さがあります。(ストロークが深く打鍵感がある)
6. バッテリー問題と、これから
気になっていたバッテリー、やはりダメでした。
なんどやっても外れません、へたってはいるものの一応バッテリー単独で起動はできます。(どのていど持つかは不明)
でも、電源直結で問題なく使えるので、このまま据え置きLinuxマシンとして活用予定です。
おわりに|ジャンクPC再生は「掘り出し物の冒険」
今回のLIFEBOOK P772/Eの再生は、正直ラッキーな部類だったと思います。
でも、それでもやってみないと分からないのがジャンクの世界。
壊れてるかも?動くかも?そんなドキドキを超えて、1台のマシンが蘇る瞬間は、やっぱり最高です。
Ubuntuなどの軽量OSを活用すれば、古いノートPCもまだまだ現役で活かせます。
気になるジャンクPCがあったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
再生の過程も含めて、きっと楽しい冒険になりますよ!
実はこのパソコン、ふだんジャンク鉱山LabでUSB顕微鏡のモニターがわりに使用しているんですよ。
※この記事は、初心者目線での実体験に基づいて執筆しています。
専門的な用語はできる限り避けて、楽しさを重視しました。
もし詳しいUbuntuの導入方法を知りたい場合は、下記のページにまとめているのでよかったらどうぞ!


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