JR東日本、千葉・君津市に20億円 久留里線廃止区間の代替バスで
JR東日本千葉支社は17日、2027年4月に廃止を予定する久留里線久留里―上総亀山間の代替交通となる路線バスについて、18年間分の運行費用として20億円を地元の千葉県君津市に拠出すると発表した。他の地域貢献策も含め、16日に同市との間で基本合意書を締結した。
JR東は地域貢献として、鉄道・バス乗り換えの結節点となる久留里駅や主なバス停などで施設を整備する。廃線後も地域のイベントに合わせて臨時バスを運行し、沿線地域の観光振興などの取り組みを続けるとした。
千葉支社によると、久留里―上総亀山間の廃止は27年4月1日を予定しており、25年度中に国土交通省に鉄道事業の廃止を届け出る。代替の路線バスは、君津市がバス事業者に委託して運行する。
災害で被災した路線以外の廃線はJR東の管内で初めてとなる。車社会の進展などにより利用者の減少が続くなか、同社は24年11月、バスを軸とした交通への転換が最適とする見解を表明。代替バスの費用負担などについて君津市との間で協議を進めていた。