真矢さん、LUNA SEA以外にもラーメン店プロデュースや社長業などマルチな才能の持ち主
ロックバンドLUNA SEAのドラマー真矢(しんや)さん(本名・山田真矢)が17日午後6時16分、56歳で死去した。 【写真】真矢さんが愛したLUNA SEAメンバーの連名コメント全文 公式サイトが23日に発表した。20年にステージ4の大腸がん、昨年9月には脳腫瘍と診断されたことを公表。妻で元「モーニング娘。」の石黒彩(47)の献身的な介護に支えられながら、復帰への意欲を見せていたが、その思いはかなわなかった。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く予定。 ◇ ◇ ◇ 約束を果たせず、真矢さんが旅だった。公式サイトは23日未明、RYUICHI(55)SUGIZO(56)INORAN(55)J(55)の連名で「LUNA SEAのかけがえのないドラマー 真矢が永眠いたしました」と報告。「懸命なリハビリを続け、3月のライブではドラムをたたくことを目指していた中、容体が急変し、あまりにも早い旅立ちでした」とした。 そして「生前、真矢さんは『また必ず5人でステージに戻る』と、誰よりも強く再起を信じ、病魔に立ち向かっていました」と続け、「その不屈の精神と、最後まで絶やさなかった太陽のような笑顔は、僕たちメンバー、そしてスタッフ全員の希望の光でした」とつづった。 20年に大腸がんを公表。7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を併用しながら闘病を続け、25年2月には東京ドームでの「LUNATIC TOKYO 2025」に出演。だが、同年9月には脳腫瘍発症を報告した。同月、出身地でもある神奈川・秦野市の「秦野たばこ祭り」には車いすで参加。集まったファンに「必ず復帰します。ドラムスティックを持つ日は必ず来ると思います!」と宣言。「待っていてください!」と呼びかけると、「待ってる!」とともに“真矢”コールが起こった。 LUNA SEA以外にも大黒摩季のツアーメンバーや、吉川晃司、氷室京介らミュージシャンのレコーディングに参加。97年にはボーカルとしてソロアルバム「No Sticks」をリリースした。また、ビジネス面でも、ラーメン店やアクセサリー専門店のプロデュースや社長業もこなすなど、マルチな才能の持ち主だった。趣味のゴルフは上級者の腕前だった。 真矢さんの訃報は、日本ロック界の大いなる損失となった。 ◆真矢(しんや)本名・山田真矢(やまだ・しんや)。1970年(昭45)1月13日生まれ、神奈川・秦野市出身。能楽師の父の影響から3歳で能、和太鼓に親しむ。高校時代にドラムを始め、89年にSUGIZOとLUNA SEAの前身「LUNACY」を結成。92年に「LUNA SEA」としてメジャーデビュー。プライベートでは00年に石黒と結婚。共通の趣味はゴルフだった。