日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに移籍した近藤健介外野手(29)が14日、福岡市内で入団会見を行った。背番号は、球団では3冠王を獲得した松中らが背負った「3」。近藤は壇上で「やっと落ち着いて、日々を過ごせるなという、ホッとした気持ちがあります。ぼく自身、野球選手として今まで培ってきた技術、能力で勝負するのか、また、これからもっともっと成長したい思いで勝負するのか、と考えたときに、もっと厳しい環境に自分をおいて成長させたいという思いが強かった」と意気込みを語った。
近藤は通算打率3割7厘、出塁率は4割1分3厘と好成績を続けている球界屈指のアベレージヒッターだ。ソフトバンクは近藤がFA権行使を表明すると、すぐさま獲得に乗り出す意思を表明。交渉解禁日だった11月11日に即日アタックし、同21日には再交渉し、藤本監督に加えて近藤と親交が深い長谷川1軍打撃コーチが席についた。複数回にわたる交渉で近藤のハートを射止めた。
近藤は左翼での起用が中心になるとみられ、故障歴のある柳田とともに指名打者との併用になる可能性が高い。オリックスと勝率で並びながら逃した優勝の奪回へ、大きなピースが加わった。