外出中、コンビニエンスストアのトイレに駆け込んで救われた経験はないだろうか。事実上の「公共トイレ」と思いがちだが、管理する側の負担は軽くない。ローソンは一部店舗で施錠を試みた。コンビニトイレの現場を取材すると、厳しい現実が見えてきた。
「せめてきれいに使って」
実は、コンビニのトイレは最初からすべて開放されていたわけではない。セブン―イレブン・ジャパンは1970年代の創業当初から店内に設けて客も使えるようにしてきたが、ローソンはかつて、店の裏手に従業員用のトイレがあるのみだった。
そのローソンが「いつでもトイレを利用したい」という客の声を受けて「トイレ開放」を宣言したのが97年。それ以降、店内への設置が広がった。全国約1万4000店舗を構えるローソンでは現在、1日約100万人がトイレを利用していると試算されている。
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