出て来い、救世主!日本ハムは11日、楽天戦(エスコンフィールド)で2-3と逆転負けを喫し、4試合連続の1点差負け。今季2度目の5連敗で、借金は今季ワーストの10に膨らんだ。

新庄剛志監督(51)は、起爆剤としてプロ初の1番に前中日の郡司裕也捕手(25)を起用。「キーポイントになって爆発してくれる人を今、探している。まあ、見といて下さいよ」と逆襲へ自信を見せた。

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ほんの少しの差に、届きそうで、届かない。4試合連続で1点差負けを喫した新庄監督は「こういう僅差のゲームの時に、誰か1人、流れを変えてくれる選手が必要。誰かキーポイントになって爆発してくれる人を今、探しているところ」と、救世主を強く求めた。

1点を追う8回2死一塁で代打野村は二ゴロに倒れ、9回2死二塁では、この日2安打でプロ初の1番起用に応えていた郡司へ打席がまわったが、楽天守護神・松井裕の前に捕邪飛に倒れて試合終了。郡司は「狙い球を絞って行ったけど…。やっぱり、いい投手でした」と悔しがったが、新庄監督は「面白い1番。出塁してくれる。意外と三振も少ないしね」と、6月中旬に中日からトレードで獲得したばかりの新戦力に、光るものを見つけたようだ。

借金は、ついに今季初の2桁に到達したが、チームに悲愴(ひそう)感は全くない。新庄監督は「若いチームだしね。1つでも勝てば、ドカーンと行く可能性はある。選手を信じて。誰かが爆発してくれる」と、前向きだ。「1点差負けが続くということは、1点以上の何かが足りないと思う」と現状を冷静に受け止めた郡司は、「新加入の僕とかが、どんどんいい流れを持って来られるようにしたい」と、気を引き締めた。

今季1点差での勝敗は、これで9勝22敗となった。「負けが続いていますけど、いい経験をしていますよ、選手は」と、うなずいた新庄監督は「まあ、見といて下さいよ。逆になるから、必ず」。自信ありげに、不敵に笑った。【中島宙恵】

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