銚子市が発注した工事の入札をめぐり、官製談合防止法違反などの罪に問われている市職員の男に対し、千葉地方裁判所は2月18日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、銚子市都市整備課の職員、大岩武智被告です。
起訴状などによりますと、大岩被告はおととし9月から去年1月にかけて、市が発注した道路工事など一般競争入札5件について、工事費などの情報を市内の工事業者2社に漏らしたとして、官製談合防止法違反などの罪に問われています。これまでの裁判で大岩被告は起訴内容を認めていました。
18日の判決公判で、千葉地裁の内村祥子裁判官は、「市の職員の立場でありながら業者に重要な秘密情報を教示し、1つの業者が4つの工事を落札した。公の入札の公正を害した程度は大きい」と指摘しました。
一方で、「被告は反省の弁を述べており、社会での更生を期待する」として、懲役2年6カ月の求刑に対し、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。