「竹島の日」記念式典であいさつする自民党の有村治子総務会長(左)=2月22日午後、松江市(安元雄太撮影)高市早苗首相(自民党総裁)が島根県主催の「竹島の日」記念式典への閣僚派遣を見送ったのは、改善基調にある韓国との関係に配慮したためだ。日中関係が緊迫化する中、日韓や日米韓の連携の重要性は相対的に増しており、閣僚派遣が安全保障に悪影響を及ぼす事態を懸念した。一方で自民側の出席者を格上げし、竹島問題への関心を間接的ににじませる苦肉の策も講じた。 有村氏「わが国固有の領土」自民の有村治子総務会長は式典あいさつで「竹島は歴史的にも、国際法上も明白にわが国固有の領土だ。(竹島問題は)国の主権に関わる極めて重要な課題であり、自民として重く受け止めている」と語った。これまで自民からは組織運動本部長が出席していたが、今回初めて党最高幹部に当たる党三役が派遣された。