女子中学生自殺、いじめ再調査へ きっかけはスマホのロック解除
堺市立中学校で2019年、中学2年の女子生徒(当時13)が自殺した問題で、市は17日、いじめと自殺との因果関係などを調べるための再調査を開始すると発表した。この問題をめぐっては第三者委員会が、いじめはあったが自殺との因果関係は認められないとの報告書をまとめている。
市は再調査の理由について、「これまでの調査結果に影響を及ぼし得る情報が、ご遺族から提供された」としている。調査期間は1年程度を見込んでいるという。
女子生徒は中1だった2018年11月ごろから不登校になり、翌年10月に自殺を図り、翌月亡くなった。
市が設置した第三者委員会は20年に報告書、21年に追加の報告書をまとめ、女子生徒が「死ね」「うざい」と言われていたなど4件のいじめがあったと認定し、不登校のきっかけになったとした。一方で、いじめと自殺との因果関係は認めなかった。
遺族側は昨年11月、市に再調査を要望。きっかけは、女子生徒が使っていたスマートフォンのパスワードがみつかったことだったという。
端末には、「ぁー、もう全部終わらしたい」「友達やと思ってたのに」などと書かれたメモの画像が残っていたという。自殺を図る3週間ほど前には、「死ねクソが」「地獄に落ちろ」などと同級生からメッセージが送られていたこともわかった。
市はこうした情報の提供を受け、再調査を決めたという。市子ども青少年育成部の本村豊治・部理事は「ご遺族の気持ちに寄り添いながら対応したい」と話した。
再調査の決定を受け、遺族は代理人弁護士を通じ、「娘が受けたいじめの実態を十分に調査してほしい」とのコメントを発表した。
- 【視点】
他の記事も参照すると、最初の第三者委員会は市教委の組織で、今回再調査をおこなう第三者委員会は市長部局の組織であると考えられます。これまでのさまざまな重大事態の事例をふまえると、教委の第三者委員会を経て、首長部局で再調査される場合、いじめと自
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