VUY|入居作家インタビュー⑥ 北野わさびさん 読み込まれました

入居作家インタビュー⑥ 北野わさびさん

VUY LIFE

2025/9/15 10:00

VUYに入居している入居作家さんへのインタビューシリーズ。第6回は、VUYの応募まで全く漫画を描いたこともなかったという異色の経歴を持つ北野わさびさん。一体どのような成り行きで入居を決めたんでしょうか?

* * * * * *

―――漫画家を目指そうと思ったきっかけは?
就職活動が中々うまくいかなかったことです。それまでは漫画家になろうなんて思ってもいませんでしたし、現実的な職業だとも考えていませんでした。でも、就職活動で苦戦したことをきっかけに、「どんな仕事を選ぶにも苦労するなら好きなことで苦労したい」と思い、漫画家という選択肢が浮かんだんです。そんなときに、VUYのプロジェクトを林さんのXで知りました。

―――そこから、どのような経緯でVUYへの応募に至ったんでしょうか
エントリーシートを出すような感覚で応募しました。当時は食いっぱぐれないように、あらゆるところに応募していた時期で、その中の一つがVUYです。そんな経緯なので実は応募作品が、初めて描いた漫画なんです。YouTubeで「漫画の描き方」を調べて、クリップスタジオもそのとき初めて使いました。最終的にVUYから通過の連絡をもらった日は、人生で一番うれしい日でした。

―――入居することをご両親は心配していませんでしたか?
とにかく「ここに行くしかない」と説得しました。林さんやサイバーエージェントさんが関わっているプロジェクトだということも説得の後押しになりました。

―――そんな北野さんの、好きな漫画や漫画家を教えてください。
オノナツメ先生の作品や、江口夏実先生の『鬼灯の冷徹』が好きです。本屋で気になった作品を手に取り、同じ漫画を何度も読み返すタイプですね。

―――VUYでの生活はどうですか?
めちゃくちゃ楽しいです。絶対に出て行きたくない(笑)。バチバチのライバル関係ではなく、適度なライバル感があってみんなかっこいい漫画を描いているから自分も頑張らないと、ってなります。ネームを見せあって、自分では思いつかなかったことを指摘してもらえるのもありがたいです。

――VUYでお気に入りの場所は?
自分の部屋と、ラウンジです。

ラウンジにある、大量の書籍に囲まれる北野さん

―――VUYでの1日のスケジュールを教えてください
完全に夜型ですね。朝7時に寝て、15時に起きて作業開始。夜の方が集中できるので、そのまま作業していたら朝になっていることもあります。

―――入居前と後で変わったことはありますか?
すべてが変わりました。ここに来なかったら、漫画を描き続けることはできなかったと思います。四六時中漫画を描ける環境があって、生活が保障されていること、周囲に漫画仲間がいることは大きいですね。漫画家ってもっと変わった人ばかりだと思っていたんですが、みんな大人で優しい人ばかりだったので安心しました。最近では一緒に近所のカフェに行って、一緒に作業をしたりもします。

―――北野さんは既にジャンプ+での読切掲載が決まっていますが、それが決まったときのことを教えてください
林さんには入居前に一度プロットを出し、入居後は1か月に1回程度の打ち合わせをしています。最初のネームはほぼ修正なしで採用されて、え!と驚きました。嬉しいと同時に、本当に載るの?って不安はあります(笑)。掲載されるのは楽しみだけど、怖さもあります。

マリンブルーの淡水魚
https://shonenjumpplus.com/episode/17107094910249413337

インタビュー時は公開前だった北野わさびさんの読切作品『マリンブルーの淡水魚』は先日公開となりました。
あの日、海が見たいと旅に出た少年少女。時は流れて高校生になった2人の想いが、海のない街を舞台に交錯します。

―――今後はどのような作家になって行きたいですか?
長く描き続けられる漫画家になりたいです。いつか、誰かの“一番好きな漫画”と言ってもらえる作品を描けたらと思っています。

―――最後に、VUYへの応募を迷っている人に一言メッセージをお願いします。
入ったら一緒にたこ焼きパーティーをしましょう!

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