虚空の体で芽生えた心
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本日は当スペースにお越しいただきありがとうございました。
村正弓とか村正おじいちゃんの格好良さとかめっちゃお話できて本当、楽しかったです。
無配でも頑張って作ってよかった…!
――以下無配前記
1部のエミヤ家勢揃いカルデアで村正おじいちゃんが召喚されたら、という村正×赤弓妄想を書きたかったけど、何書いてるのか途中で解らなくなってしまったなんかそんなふわっとしたというか滅茶苦茶な感じの無配です。
虚数空間でのカルデアが何処に降り立つのか、凄く気になります。
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召喚サークルの輪が虹色に光り、大量のエーテルが収集されていく。
マスターの縁が誰かをここに呼び寄せる事に成功したのだろう。部屋の隅に積まれているマナプリズムの山を尻目に、マスターは「ぅおおお!☆5……☆5!確定だよエミヤ!これで今までの苦労が報われるぅ!」と涙を流している。報われるほどの苦労をしていたのか?と内心思い、ついでに口に出したがマスターの耳に入る事はなかった。
何を言ってもも無駄か、と壁にもたれながら、召喚サークルの状況をと静観していたら…。
「サーヴァント、セイバー千子村正。……なんでぇ、久方ぶりだな。お、。ちょっと見ない間に男前になりやがって」
懐かしい声が、聞いたこともない話し方をしながら、精悍な顔つきでマスターに笑いかけていた。
同時に思い出す数々の過去の苦い記憶。敗北を超えて答えを得たあの時、あの瞬間の、痛みや想い流した血の感触までもが生々しく、エミヤは動揺を悟られまいと静かに召喚部屋を後にした。
エミヤにしてみればそれが、彼との始まりだ。