聖飢魔IIのサポートキーボード主催・謎のオフ会潜入レポ
☆前回のあらすじ
夏に配信を見せられた時は「ツインテールに近づいたら危ない」と勝手に判断し心の奥底に存在ごと葬り去っていた私。
しかし……私はバカなのだ。歴代の推したちも、元々顔や存在は知っていたパターンが多いが、訳のわからないきっかけによりCrazy Accelが如く転げ落ちるみたいに加速していった。
キーボード……メイクしてない時はどんな顔なんだ? メイクしている男は史上1人しか推したことがない。ミュージカル刀剣乱舞の松井江が最初で最後であった。改めて聖飢魔II・さいたまスーパーアリーナライブに行ってからツインテールのTwitterを漁ってみた。
福岡最高🔥 pic.twitter.com/ENXiBbG2TD
— SYUTO LAIDBACKOCEAN (@SYUTO_LBO) July 16, 2025
おま……ほぼルイやんけ!
何回だって do-dat-tat
果てまで do-rat-tat-tat
Can you fly with me to the moon〜♪
失礼しました、STARGLOW「Moonchaser」のサビの歌詞が反射的に出てしまいました。2026年1月26日「Star Wish」にてデビュー予定、届きそうにない星を追いかけその輝きを自ら放つ存在になる平均年齢18.6歳の5人組、STARGLOWをよろしくお願いします。
ツインテールが謎のオフ会を主催するとの報だったのでノリでファンクラブに入会。しかし、謎のオフ会には「チケット」の概念が存在しなかった。本人に直接DMして予約するらしい。私が主催するトークイベントでさえイープラスを使っていたので、よくわからなかったがまあ、謎のオフ会だ。そういうこともあるだろう。
謎のオフ会では1枚1000円の「くじ」なるものがツインテールから販売されるということだった。よくわからないくじはマイナーそこそこの演者にありがちなものとなっている。若手俳優のイベントで乱発されるものといえば800〜1000円くらいのくじだ。オタクはみんなくじに大金を取られている。
「※超豪華景品あり」……私より明らかに景品の価値のわかる人間がこの世には多数存在しているであろうが、ノリで積んでみようではないか、「くじ」とやらを。
しかしここで長年オタクをしすぎたが故の悲しすぎる疑問に行き当たった。演者が「くじ」を販売している場合、とにかく脳死で金を積んで欲しいケースも大いにあり、30〜50万とか持っていってくじを購入した方が良いのかと思ったのだが、ツインテールの場合は単純にファンサービスでくじを販売している可能性も考えられる。
ツインテールは……どっちなのか……? 難しすぎる。前者の場合は運営の思惑通りに私はネギを背負ってきたカモとして活躍できるのだが、後者の場合だと現場を破壊するやばいやつになってしまうのだ。申し訳ないが私には判断がつかない。常識の範囲内での購入にとどめようと思ったが、古の世に横浜流星のカレンダーを200冊買った私に「常識」は存在しない。……ChatGPTに決めてもらおう。こうして運命の賽はAIにかなり雑に委ねられた。
少なっ。20枚か。20枚だとあまりにもザコいので勝手に30枚まで買っていいものだと認定した。
そういえば、聖飢魔IIがフランクフルトだったら推しがミュンヘンくらいの距離にいる読者がいなかったか? 以前トラバ記事を書いてくれた五錠ちゃんの推しである。推しが誰であるかこそ明かせないが、この広い芸能界の中で一応同じ母語で会話できるくらいの距離にあると認定しても良いのでは。別に超近所というわけでもないが。というわけで、五錠ちゃんの意見も聞いてみた。
「ジャブ程度に30枚、満足いかなかったら50枚まで買ってもいいと思います。ツボにハマってしまったら、もっと買い足せばいいと思います。(キ○ガイループバカより)」
しまった。うっかりキ○ガイのご意見を聞いてしまった。しかし自分でキ○ガイと言ってる五錠ちゃんの目安ジャブが30枚なのだ。感覚を取り戻すには参考になった。
というわけで、チケット代とは分けて5万円きっかりを持参。50枚まで買っていいものと勝手にルールを決定し、下北沢に向かった次第である。
会場になっていたのは雑居ビルの4階にあるバー。恐る恐る入ってみると、あんまりバーっぽくはなかった。妙に明るかったためである。
受付のお姉さんに名前を告げ、参加料の3000円を支払って空いている適当な席に座る。ツインテールがドリンクを作ってくれる模様であり、カウンターに行き「アイスティーで……」と社会性ゼロの声量でお伝えするとツインテールは「初めてですか?」と言ってくれた。
「あ、はい、なんか、友達が聖飢魔IIの配信を見せてくれたんですけど……それで……髪型がツインテールだったので……」
「ははっ(笑)」
そりゃ笑うであろうよ。当たり前だ。その後もフォロワーの博士がライブのチケットをくれたことなどを話すとツインテールは「いいですね〜」とか何とか言っていた。
友達が1人もいない現場で社会性レベルが0まで下がってしまう私。しかし、そんな私にも同じテーブルになったお姉さんが優しく話しかけてくれた。
「今日はどういうきっかけでいらしたんですか?」
「友達が聖飢魔IIの(中略)で、ツインテールだったので……私、可愛い髪型の男に目がないので」
「そりゃ最高じゃな〜い!!」
ツインテール出というありえないつき方をした新規に対しても、お世辞だろうが最高と言ってくれたのだ。なんとも優しいお姉さんである。
隣の席にいた可愛いお姉さん(後に同い年であることが判明)は山形から来ていたそうだ。山下達郎の遠征でやまぎんホールに行ったことがあると伝えると、初対面の人あるある「山下達郎の現場に行っていることに死ぬほど驚かれる」も発動した。やまぎんホールは良いホールだと思う。綺麗だし、駅からすぐだし。
同じ卓のお姉さんも、他の卓のお姉さんもお菓子やおつまみをたくさんくれるので机の上がちょっとしたパーティー状態であった。こんなことなら私も何か持ってくるべきであったといえよう。
時間ごとに区切って7人ずつがカウンターに座りツインテールと親睦を深めるというシステムらしく、私にもその順番がやってきた。
ツインテールは台湾遠征直後だったようで、おいしい台湾の烏龍茶を振る舞ってくれた。お茶に目がない私にとってこれはとても嬉しかった。
しかしここで私の平成の悪癖が発動してしまう。ツインテール、種類は分からないが電子タバコを吸っていた。
「あの……タバコの銘柄って何吸ってますか……?」
「今持ってくるね〜」
「あ、ありがとうございます。これ忘れちゃいそうなので写真撮ってもいいですか?」
あのさ……ここは銀河劇場の高架下じゃないんだぞ。演者にすぐタバコの銘柄を聞くな。そして写真を撮るな。
ツインテールがシティポップ好きであり、「プラスティック・ラブ」が特に好きという謎の情報も判明したところで親睦の時間が終わった。さて、この後私がどのような行動に走ったか予想がつく読者諸賢も多いであろう。
一目散に中抜けしてローソンに行き、カートン×2を購入した。
初接触でギア入りすぎだろ!
なぜ「×2」なのかにはちゃんと理由があるのだが、書いていいのかは分からない。
受付のお姉さんに「差し入れはスタッフの方に預けた方がいいですか?」と聞いたところ、「撮影会の時に本人に渡せますよ」と返された。優しいな。レギュレーションがゆるいとも言う。
そう、実はこの日、事前に全く知らなかったのだが「撮影券」とやらが売られていた。1枚3000円である。予備のお金も一応持っていたので(持つなよ)2枚購入した。そして落書き済みのチェキ(※1000円)も売られていたので5枚購入した。
私からすると、何も買っていないに等しい数である。しかし同じ卓のお姉さんは「大富豪よ!?」とビビっておられた。これが大富豪になるなら、今頃若手俳優のオタクはみんな節税のためにシンガポールに移住している。
撮影会の時間になり、ツインテールと2枚写メを撮った。自撮り可の激ゆるレギュレーションだったため、ツインテールに携帯を持ってもらった。よかったね。
なんか最後にツインテールが1曲熱唱してくれた。知らないけれども良い曲であった。
で、肝心の「くじ」であるが……販売されずに終わった。
そんなことある!?
内心、大いにズッコケた。くじが無いなら撮影券をお姉さん言うとこの石油王くらいの枚数買ったのだが、時すでに遅い。今さら「くじは無いんですか?」などと聞くのも気が引けた。
こういう場合はさっさと帰るに限る。エレベーター前でツインテールがお見送りしてくれたので、「あの……次は○月○日のライブに友達と……」と社交性ゼロの声量でご挨拶したところ、「握手してください」となぜか演者の方から握手を求められた。
……握手……?
とりあえず握手して、私は帰路に就いたのだ。
あんなに真剣に悩んでいた「くじの枚数」問題であるが、そもそも販売自体がないという衝撃の展開が訪れた。しかし、ポジティブに捉えればお金が浮いたとも言える。
まあ、整体にでも行くか。
帰りに寄った、60分4000円のどこの国の人間なのかわからない者が担当してくれた揉みほぐし。まあまあ上手かったと思うぞ。



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