「枕営業は実在する!」現役グラビアアイドルが自ら体験&見聞きした”芸能界の性接待・枕営業”

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こちらも近影。少年誌のグラビアはグラドルの夢舞台
こちらも近影。少年誌のグラビアはグラドルの夢舞台

少年誌に載るのはグラドルの夢なのに

また、こちらも林田さんのケースとは詳細が異なるが、筆者も自分に来た仕事を勝手に断られた経験がある。これは悲しい話だが、めっちゃ“あるある” な話だと思う。

あれは大学4年生の夏休み。卒業に必要な単位を取るための泊まり合宿のようなものに参加予定だった。その頃所属していた事務所の社長が、ちょうどドンピシャで合宿中日の予定を聞いてきた。

「この日空いてる?」

私は「打ち合わせなら他の日にしてほしいが、撮影なら抜け出してでもなんとかしよう」という気持ちで「撮影ですか?」と聞くと「じゃあいいよ」とメールの返信があった。嫌な予感がしたので「撮影なら行けます!」などと数回返したが、スルー。

無事合宿が終わり、社長に会うと「前に予定聞いたのは少年誌の撮り下ろしだったんだ! さりぃが『来れない』って言うから、他の新人に回したんだけど、編集者とすごく盛り上がって、また呼んでもらえるかも」と、嬉々として語るのだった。

私はパニックになった。

“少年誌に載ること”、それはグラドルとして一つの夢だった。ましてや、正統派でもなく露出度が多い私には「絶対にくることもない仕事だ」と、願いつつも諦めていた夢だった。それが私に名指しで来たのに、仕事内容もきちんと告げず、他の女に振るなんて言語道断だ。

私は社長に罵詈雑言を浴びせたが「俺が予定を聞いたら、仕事だと思えって言ったよね? 合宿があるから『内容による』と答えたのは、さりぃだろう」と逆ギレ。正直、殺意すら湧いた。社長はその新人の親御さんに「絶対に売りたい! 正統派アイドルを作りたい」と話したそうで、こう続けた。

「うちの事務所に吉沢さりぃが所属していることは隠したよ。こんな小さなビキニ着させられると思ったら、親御さん不安になるから」

私がすぐに「空いています!」と言わなかったことは、社長にとって好都合だったんだろう。もう20年以上前の話だが、私は彼を恨んでいる。

自分語りが長くなってしまったが、筆者以外にもこういった話は多い。「Aさんにこの仕事をお願いしたいのですが」という依頼に対し「Aは退所が決まっているのでBにしてください」などと言われることは確かにあった。さらに何の理由もなく「Bにしてください」という返答の時もあった。これは私の経験談だけではなく、雑誌編集の人から、

「Cちゃんに頼んだのにDちゃんをプッシュされて、結局Dちゃんにお願いしたけど、撮影日のSNSでCちゃんがオフだったことを知って、オフならCちゃんに取材したかったのに(苦笑)。同じマネージャーなのに、Eちゃんに仕事依頼を出すと全然返事がないのに、Fちゃんだと速攻返信があるんだよね」

というような話を聞いたことは何回もあった。人間なので、気が合う人ややる気のある人、伸びそうな人の営業に力が入るのはわかる。だが、指名で来た仕事に関しては本人にやるかどうか、聞く義務があるはずだ。

「露出的に難しい」「方針的に違う」というならまだわかるが、私的な感情で断るのなら、芸能事務所なんて必要ないんではないだろうか。どちらにしろ、ギャランティから何%か抜くんだし。

オファーが来たことが事務所だけではなく、本人にも確認が取れる仕組みになればいいと思う。正直それはそんなに難しいことではないような気もする。そもそも林田さんのような売れっ子に対して、個人的な感情を抱いて、仕事をできなくさせることって会社としてもマイナスなんじゃないだろうか? 健全に彼女のモチベーションをさらに上げて、たくさん仕事をすることがお互いWIN‐WINなはずなのに。ド底辺が長々と偉そうにすみません。

何はともあれ、ゆっくり心を休めてまた活動してほしい。

  • 取材・文吉沢さりぃ

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