「枕営業は実在する!」現役グラビアアイドルが自ら体験&見聞きした”芸能界の性接待・枕営業”
顔合わせの場にいた新人タレントが地上波のレギュラーに
その後、社長から鬼電がきて「なんてことをしてくれたんだ!」と激怒されたが「何がですか? 私TVに出れますか?」と最強にアホを装った。驚くことにその後、顔合わせの場にいた社長の事務所の新人タレントが、地上波の番組のレギュラーメンバーに選ばれた。
彼女はまぁまぁかわいらしかったが、いきなり地上波で誰しもが知る有名芸人と肩を並べるほどではなかったため「これ、あのスポンサーとSEXしてたら私でも出れたのか?」という考えが一瞬、頭をよぎった。
だが、その番組は1クールであっさり終わり、彼女はその後全く目立った活動をしていないし、もう顔も名前も思い出せない。彼女が枕営業したのか、はたまた私のように集められた何人かが特攻隊となり、彼女の代わりに枕営業をさせられたことで出演できたのかはわからないが――。
一番怖かったのが、顔合わせの会をセッティングした社長の行く末だ。
それから1年くらい経ち、今よりもっとド底辺だった筆者に「さりぃちゃん、今どこ? お金を貸してほしい」と電話をしてきたのだ。
グラドルとライターだけでは全然食えず、中野のスナックでバイトをしていた私に、だ。その電話を受けた時はちょうど出勤前。「バイト前だし、お金ないです」と答えると「1万円でいい。いや5000円、2000円でも……店まで取りに行くから……」としつこく懇願された。
「ママが厳しいので、お客さんでない方に店前でお金を渡すのはちょっと……」と言ったら諦めてくれたが、衝撃だった。ものすごいビルに事務所を抱え、お茶が1杯2000円するような店で顔合わせをしていた社長が2000円を借りたいだなんて……。まぁ枕営業とは関係ないが、彼の衰退を目の当たりにして「浮き沈みが多い仕事だけど、甘すぎる話には乗らずに真面目に働こう」と心に決めた瞬間だった。
