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AI音声は手強いライバルだが…

そのうえ新たな“ライバル”として現れたのが、AI音声の存在だ。NHKニュースや鉄道の駅構内のアナウンス、自治体のナレーションなどで、AIたちは次々と稼働し始めている。

「AIはどんなに長い原稿でも息継ぎせず読めるし、調整次第ではすごく自然になる。正直、レベルはすごく高いです。とあるニュース番組は声優のナレーションと遜色ない印象です」

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人間にとって手強い相手だが、現場でプロが必要とされる理由はまだまだある。

「制作側からすると、その場で柔軟に対応できて、1人で何種類も声質を持っている声優の存在は助かるそうです。現状のAIは既存のボーカロイドと同じく、編集者の能力に頼る部分が大きい。

人間の細やかな感情表現を正確に出力するのは、その編集者にも声優と同じレベルの演技力や表現力が必要で、非常に時間がかかって大変なんです。であれば、制作と声優それぞれが現場でコミュニケーションを取りながら収録するほうがスムーズですし、コスパもいい。新たな発想が生まれるのも人間ならではです」

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【つづきを読む】『夢は武道館、でも現実は“数万分の1”の壁…《アイドル声優ブーム》が去った時代に声優を目指す「若者たちの本音」』

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