金沢大で教授が暴言や不適当な言動、出勤停止1カ月の懲戒処分
久保智祥
金沢大学は20日、人間社会研究域の50代の男性教授が、学生や教員にアカデミックハラスメントやパワーハラスメントを行ったとして、出勤停止1カ月の懲戒処分にしたと発表した。教授は「申し訳ないと思っている」と行為を認め反省しているという。
同大によると、2024年8月に学生や教員から学内の総合相談室に相談があり、ハラスメント調査委員会が事実調査を行った。その結果、22~23年にかけ、教授が学生に人格を否定するような度重なる暴言や威圧的言動をしていたことや、経年で劣化した物品の弁償を求めるなどしていたことが確認された。また、教員に対しては業績公表をやめるように迫るなどしていたことが確認されたという。
調査結果を受け、ハラスメント行為の存在が認定され、学内の教育研究評議会と役員会で審議し、懲戒処分を決定したという。
和田隆志学長は「極めて遺憾でありおわび申し上げる。再発防止活動をいっそう推進し、社会的信頼回復に努める」とのコメントを発表した。