イランで学生が反体制抗議デモ、親政府派との衝突も
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【2月22日 AFP】イランの首都テヘランにある大学で21日、学生たちが反政府スローガンを叫び、相対する集団と小競り合いを起こした。
現地メディアや在外イラン人向けメディアが報じた抗議集会は、先月政府の弾圧によって数千人の死者が出た大規模な抗議活動に続いて行われた。
国外に拠点を置くペルシャ語テレビ局「イラン・インターナショナル」が投稿した映像では、テヘランのシャリーフ工科大でデモ参加者たちが反政府スローガンを叫ぶ様子が確認された。AFPが位置情報を確認した映像の中では、参加者たちが「恥知らず」と叫ぶ中、人混みの中で乱闘が発生している様子が映っていた。
イランの「ファルス通信」は、小競り合いにより負傷者が出たとの報告があると伝えている。
同通信によると、学生たちは弾圧による犠牲者を追悼するために予定していた「静かで平和的な座り込み」が、「独裁者に死を」といったスローガンを叫ぶ人々によって妨害されたと報じた。ここでの「独裁者」とはイランの最高指導者アリ・ハメネイ師を指している。
同通信の投稿した映像には、イランの旗を振りながらスローガンを叫ぶグループと対峙(たいじ)するマスクをつけた群衆が、スーツ姿の男たちに押し戻される様子が映っていた。(c)AFP