よしゆきゆきの@性愛文学研究

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よしゆきゆきの@性愛文学研究
@yoshiyukiyukino
北大文学院でポノレノ研究してる実践派読書家(D1)/まじめをふまじめに、ふまじめをまじめに発信/成年漫画書評コラム連載中/好きな作家は吉行淳之介・坂口安吾・野間宏・ハリエットダイムラー/将来の夢は博士(学位)/道産子の酒飯垢🍶 プロフ↓
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昨日(12/5)の朝刊にそこそこデカめにのったようです👐
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【みて!】北海道新聞さんに"変×文学大学生"を取材してもらいました!なんとすきぴ(すきProfessor)も取材に協力してくれた……! 後日ガチ紙面にも載るよ👐hokkaido-np.co.jp/article/124671
この前モスでトイレ入ろうとしたら、ちょうど別の個室から清掃の方がでてきて、「お客様、今こちら清掃してとっても綺麗ですので是非こちらをお使いください😊」と言われてそうしたのだけど、相手に幸福感さえ与えつつ、自分もスムーズに清掃続行できる、あまりにも最良の言葉選びで感動してしまった。
学生時代に読むべき本なんてそりゃドストエフスキイでしょ。『罪と罰』読んだ時、最初700頁くらいハマらなくて絶望してたのだけど、暇ゆえに読み続けたら下巻240Pくらいから怒涛の展開、「このセリフを読むために今までがあったんだ…」のオンパレードで最高に気持ち良かった。忙しかったら絶対無理。
北大での学生生活、キャンパス美しすぎて鬱っぽいとき大学に行くと心が洗われるし、散歩してたら牛とか羊とか遺跡とかあって知的好奇心刺激されるし、構内でビアガできたりジンパできたりセコマで酒調達できたり自由度高いし、近くに500円の温泉あるしで楽しすぎてもうすぐ北大10年生で就職見込みなし
川端康成のヤバさ、動物を愛玩する人間の隠された心理を「生命や正体をおもちゃにして、一つの理想の鋳型を目標と定め、人工的に、畸形的に育てている」と暴き出し、それを「悲しい純潔であり、神のような爽やかさがある」と表したりして、人のグロテスクな側面を美しく見せてしまうところにあると思う
簡単に「愛してる」っていう人にものすごい違和感を感じるんだけれども、『カラマーゾフの兄弟』で、「惚れるってことは、愛するって意味じゃないぜ。惚れるのは、憎みながらでもできることだ。」って出てきて、納得しすぎたし、「惚れる」を「愛してる」と勘違いしてる人多めな世界だな、と思った。
大学受験の時、英語で筆記80%とれるのにリスニング40%しかとれなくて謎すぎたけど、カラオケバイトで異様に電話注文とれない、日常会話で聞き返し多すぎて怒られる、口元と予測で音を処理してるから、ラジオは全集中しないと無理だしオチ聞き取れないがち、吹替えは疲れるなど、完全にAPDだと今気づく
田舎DQN夫婦から生まれ即貧困母子家庭の長女となるも、奇跡的に勉強をさせてもらえたために晴れて北海道最強親孝行コース「自宅通い北大生」になった末に選択した進路が「博士課程進学」だった私へ、母親の心情が切実に込められたメッセージカードがこちら。
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鬱の多い人生を送ってきますと、「考えすぎ」といわれることがよくあるのですが、フランス性愛小説『地獄』で、タヒについて考えこんでしまうことを「神経衰弱」と一蹴した夫に対して妻が表す「夫のほうこそ、冷静や無関心の病気にとりつかれている」という言葉を胸に、世界を生き延びている。
MBTIの人気が物語るようにカテゴリは不思議な安らぎを生み出すけど、『101回目のプロポーズ』の主人公が、今なら「メンヘラ」で片付けられてしまいそうなヒロインを、「一瞬にして表情の変わる万華鏡のような女性だ」と慈しんでいて、名前がないからこそ見出される美点というのもあるよなと思った
【判明】は、ハンチョウでした……!!DMくれた方改めてありがとうです…めちゃくちゃスッキリした……
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ていうか結局捏造された記憶っぽくて解決しなかったけど、いただいた梨がとても美味しかったという話でした。梨の良さに気づく、アラサー x.com/yoshiyukiyukin…
文系大学院生、時間的にものすごーく社会人より詰まっているというわけではないのにすごい忙しくて息ができなくなる時があるなあと思っていたら、三島由紀夫先生が「精神的な多忙、実はこれは病人の領分なのだ。」といっており、なるほどこれが大学院生が一定数失踪する理由か…などと思った。
大学生活、「貧乏だけど文学やりたい」みたいな現実と魂の差に何度も鬱になったけど、谷崎潤一郎『異端者の悲しみ』読んでいつも救われてた。貧乏育ちの芸術好きが、金に困ったことのない人ばかりの環境で抱く挫折・屈辱・苛立ち・反骨心・現実逃避・焦り・虚栄心、その全てが詰まった貧乏人への鎮魂作
坂口安吾の代表的傑作『白痴』、もともとすきな作品だったけど、主人公と同じ年になって読み返すと破壊力やばい。給料袋ひとつに、「まだ二十七の青春のあらゆる情熱が漂白されて」しまうような社会の中で、芸術や真実と、せわしない生活のはざまで苦しみ、いっそ全ての終わりを望む、27歳の葛藤。
義務教育でありがちな「仕事のやりがいを聞いてみよう」みたいな宿題めちゃくちゃ嫌いだったのだけど、倉橋由美子『聖少女』で「なぜ教育をうけなければならないのかな?あたしを世のなかの役にたつ人間にしたてようと、みんながよってたかって汚い手でなでまわす」と出てきてファイナルアンサーだった
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という感想をさすがに抱かずにはいられない生家・斜陽館ですが、このあとに太宰が創作活動の拠点とした「疎開の家」に行くと、太宰のその苦悩について館長さんから口頭で説明してもらえます。斜陽館だけで帰ってしまう人が多いみたいなので行ってみてネ
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優しい~良い人~とかそういうことじゃなくて、自分のやりたいことを遂行しようとする時に、ついでに人にもいい印象を与えられるとか戦闘力高すぎてカッコイイ、と思った。どうせエゴでしかない人の世をできるだけ美しくまわす方法じゃん。
世界最強の愛情表現は「長時間撫でる」ことだと思っているので、ラディゲ『肉体の悪魔』の「あらゆる愛撫は、ひとが思っているように、愛情の小銭ではない。それどころか、情熱だけが使用することのできる最も貴重な貨幣である。」というセリフには、これ以上ないほど納得している。
嫌がらせのために元旦那から奪った猫と暮らすことでかえって"愛すること"を知っていく女を描く谷崎潤一郎『猫と庄造と二人のおんな』の「この罪のない、やさしい一匹の獣をさえ愛することが出来ないような女だからこそ、夫に嫌われたのではないか」と猛省する部分、動物好きの良さの全てが詰まってる。
「文学は一番金かからない」という人時々いるけど、大貧乏はそれを脱却しようとすると本読む暇なく労働を強いられるんだよね…私はマジの困窮時代に、本好きのママが1秒も暇なく労働してる姿を見てきたので、「貧乏」なのに「文学」が読める、さらには携われるってのはすごく恵まれた環境だと思ってる
10年ぶりに『レオン』を見たら10年前抱いた印象が嘘のように全く別の印象を抱いて恐ろしかった。と思うと同時に、やっぱり文化の摂取には期限のようなものがあり、一刻も早くあらゆる文化の吸収にいそしまねばならん、と、強く思った。
コ□ナ渦でカミュの本読んでて、「ぼくらは自分たちの人生をお金を稼ぐことに費やしてしまうんだ。本当なら、お金によって時間を買わなければならないときにね。」という言葉にハッとさせられてから、ずっと人生の様子がおかしく、現在文系大学院で時間だけが存在する日々を送ってる。
先日、三島由紀夫はあまり好きではないけど谷崎潤一郎が一番好きだという人に、川端康成の話も振ったら、マジの顔で、「『眠れる美女』読んでみたけどゾワッてして気味悪くなって途中でやめちゃった…なんであの人がノーベル賞なんだろ?」といっていて、"だから"ノーベル賞なんだろうな、と思った。
自分は正真正銘の貧乏なので太宰治の気持ちは全然分からないし、正直文豪の中に気持ちわかってくれる奴なんかいるわけないと思って文豪の生涯に興味すらわかなかったのだけど、ただひたすら文章だけが好きだった谷崎潤一郎がド貧乏だったと知ったきっかけの『異端者の悲しみ』読んだ時はさすがに震えた
坂口安吾の作家解説の、「安吾の中には、あらゆる矛盾した性格が対立しながら共存していた。/合理主義的でありながら、もっとも夢想的観念的/もっとも肉欲的でありながら、プラトニック」という部分、マジで泣く。"真実"を求めながら、それが夢物語であることを悟り、強かに生きざるをえないせつなさ。
経済学部時代、ゼミがゆるくて、個人発表で英ゴシック文学とか仏デカダンス文学とかの経済学にもゼミ内容にも全く関係ないのOKとされてたので嬉々として発表してたのだけど、教授が鬼の教養の人で、毎回ちゃんと全部の作品を初見で知ってて、めちゃくちゃ鋭利に素人質問で恐縮してくるの怖すぎだった。
大学院入ってから、「読むべき本」に追われすぎて鬱っぽくなってたんだけど、森茉莉が、夏目漱石の『虞美人草』を「本屋からの寄贈本の装幀がきれいだった」という理由で読んでいて、それだよな〜と思った。魂が欲するままに本を読みたい。わりと本好きと研究って相性悪いような気もしてきてる。
"読むべき本"といわれると読みたくなくなっちゃうひねくれ者ではあるのですが、実際問題、"読むべき本"というのは、特に若いうちにおいてはふつうに存在してしまうので、アラサー博士後期課程学生の立場から、学部時代に読んでおいて良かったな~助かったな~と思う本をまとめました。
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文学大好きマン、就活やら社会やらの荒波に揉まれたり、「自分の価値」を推し量られたり、生産性が求められたりがなんか嫌だな~と思って院進したら、入ってすぐ必修で「研究とは知の生産」と突きつけられ、「自分の資本価値を高めよ」と指導され、社会に貢献する責任を負わされ大荒波に横転しながらD進
"理解"って概念、なんとなく苦手で、それが最近とても大切そうにされているのにずっと違和感あったのですが、法とジェンダーの授業で、「理解しましょう、というとき、そこには、"私たちとは違うあの人たち"という分断を前提にするしかないというパラドックスがある」という話があって、それだ!すぎた
AIって中立どころか、めちゃくちゃステレオタイプとレッテル再生産すんだなと未邦訳の官能小説60作品くらいAI翻訳にかけながら読んでた時思って、性に積極的・支配的な発言は、女性の発言と明らかなものでも勝手に男性口調に訳されるし、あまりにも過激な性的表現はそもそもなかったことにされる。
昔、「ただ生きてるだけじゃ人間じゃない!とにかく悩んで悩んで悩みぬくのだ!」と必要以上に自分を苦しめていたけど、アメリカの超絶パンク作家キャシー・アッカーの本に「魂の激しい苦悩は魂を腐敗させる」と書いてあるの見てから、定期的に泥酔して偏差値2になったりすることにしてる。
「迷ったときは本能に従え」ってやつよく聞くけど、三島由紀夫が絶賛した作家・ラディゲがそれをさらに進めて、「本能はわれわれの案内人だ。しかもわれわれを破滅に導く案内人だ。」って本当のことを言い当てちゃっていて、しかもこのとき18歳なの、一体お前の人生に何があったんだよすぎる。