大阪府警の警察署でまた盗難事件 証拠品の車で保管中の金属製の物体
大阪府警泉佐野署(大阪府泉佐野市)の公用駐車場にとめた証拠品の車両から物品が盗まれたと、府警が20日に発表した。用途不明の金属製の物体だという。 府警が窃盗と建造物侵入事件として捜査している。 刑事総務課によると、事件が起きたのは19日午後4時ごろ~20日午前8時すぎとみられる。 車両は17日深夜~18日未明に泉佐野市内で起きた強盗致傷事件の容疑者が使用した証拠品。容疑者が逃走し、現場に残されていたもので、発見時は施錠されて鍵はなかった。 府警が署に運んで業者に依頼して解錠し、同日午後に車内を調べたところ、大麻とみられる植物片が見つかった。 その後、証拠品の押収を終え、車両を駐車場に保管。再び施錠してカバーをかけ、他の車で囲むようにして保管していた。 19日午後に署員が巡回で確認した時は異常がなかったが、20日朝に確認したところ、車内にあったはずの金属製で筒状の容器のようなもの(長さ約50センチ)だけがなくなっていたという。 この物体は事件に関する証拠品ではないという。 この際、車は施錠されており、カバーも元通りになっていたという。府警は、車の鍵を持っている何者かが敷地に侵入し、盗んだとみて捜査している。 刑事総務課は「容疑者の早期検挙に努めるとともに、庁舎の警戒と証拠品の保管管理を徹底する」とコメントした。 府警では昨年11月にも、門真署の敷地内にある公用駐車場で、署が保管する盗難車内から証拠品の偽造ナンバープレートや、車の鍵の複製に使われる電子機器などが盗まれる事件があった。 この事件で、府警は2月、40代の男女2人を窃盗と建造物侵入容疑で逮捕。各署で巡回などの対策を強化していた。(大部俊哉)
朝日新聞社