リプライに人材流出の話が多かったので、実話を一つ。
数十年前、大手家電メーカーが潰れ、金型部が廃止された時の話。
ご挨拶に伺い「今後どうされるのですか?」と聞いたら、中国から3倍の給与でオファーが来ていると。
当時55歳、年収1200万クラスの熟練技術者に、3600万のオファー。
同僚10名にも声がかかり、条件は1人10社の金型メーカーの顧問として技術指導すること。
「私達も生きていかねばならないので…魂を売るようで嫌だけど仕方ない」
その時の表情が忘れられない。
彼らが作っていたのは電池ケースなどの超薄肉成形金型。
当時の我々でも「これは難しい」と唸るレベルだった。
あの技術者たちが、中国企業100社の顧問になった。
今思えば、あれは国策だった。
日本は守れなかった。
中国の金型技術が急速に伸びた理由、今となっては完全に頷ける。
技術は人についていく。
人を守れなければ、技術も守れない。
Quote
「松野会長の金型・時事談義|30年の本音」
@Matsuno_Mold
昨日の23時まで590件の返信が来た。
読んでいて、背筋が寒くなった。
金型だけじゃない。
あらゆる業界で、同じことが起きていた。
そして皆が口を揃えて言う。
「技術を中国に渡したのは、日本人だ」
返信の6〜7割が、そう指摘していた。
商社が売った。
メーカーが教えた。
同業者が紹介した。 x.com/Matsuno_Mold/s…
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