2002年 Mr.Children 桜井和寿を襲った小脳梗塞の症状
1998年10月21日、Mr.Childrenは1年半の活動休止期間を経て『終わりなき旅』で復帰した。
それから3年8カ月後の2002年7月7日、桜井和寿が小脳梗塞を発症。
予定されていたライブツアーは全て中止となって、Mr.Childrenは再び活動休止状態になった。
5カ月後の12月にシングル『HERO』を発売して、12月21日に横浜アリーナでライブ『TOUR 2002 DEAR WONDERFUL WORLD IT'S A WONDERFUL WORLD ON DEC 21』を一日限りで開催。
しかし、テレビへの復帰は2003年11月の『掌/くるみ』まで1年4カ月かかった。
発症日
桜井和寿復帰後、初の音楽番組出演。
『ミュージックステーション』(2003.11.21)
下平:およそ1年4カ月ぶりのご出演となるMr.Childrenのみなさんなんですが、桜井さんが体調を崩されたのが、前回ご出演いただいた2日後だったということなんですね。
前回、2002年7月5日に出演して『Any』を披露した。
『HEY!HEY!HEY!』(2003.12.1)
浜田:ミスチルは1年半ぶりでございます。
松本:ほ~、そんななりますか。本当は、こんなに空くはずじゃなかったんですけどね。
浜田:そうですよ。
桜井:すいませんでした。
浜田:前、もうウチはあれですよ。あの2組だけでっていうことでね、ミスチルと、えっと…
松本:ケミストリーかな。
浜田:「(ミスチルと)ケミストリーの2組だけでやってみよう!」いうたら。
松本:当日、「アタマ痛い痛い」になってしまいましてね。
桜井:そうです(笑顔)
ミスチルとケミストリーの特別編を予定していたが、『HEY!HEY!HEY!』収録当日に発症した。
症状
発症当日の様子について。
『HEY!HEY!HEY!』(2003.12.1)
桜井:(『HEY!HEY!HEY!』の)収録が終わったら、温泉行こうと思ってたんですよ。
浜田:前にね。
桜井:その日。で、じゃあ『HEY!HEY!HEY!』のスタジオ行く前に、ペットを飼ってるんで、それをペットホテルに預けに行こうと思って、カゴを持って玄関出たらピキーンときたんですよ。
家を出る直前、体に異変。
浜田:どこが?
桜井:首の、この辺(後ろ)が
浜田:うん。
桜井:「あれ?」、なんか寝違えたか、なんかそういう筋を違えたかなと思ってたら。
松本:はいはいはい。
桜井:エレベーター乗ってるうちに、どんどんどんどん手も痺れてきて。「あ、これどうしよう」、迷ったんですけど、「まあでも温泉行きたいし」と思って車に乗って走ってたら、そのうちどんどん目チカチカチカチカって周りの景色が、みんなもうキラキラキラッてしてきて。
松本:キレイやんか。
桜井:はははは(笑)
浜田:いやいや、朝方やで?
松本:ははは(笑)
首の後ろがピキーンときてから、手の痺れ、視界に光の点滅。
浜田:急やったん?
桜井:そうなんですよ。
浜田:別に前兆があったわけでもないの?
桜井:前兆なくて。
浜田:教えといてや。もし俺らも、なるかもわからん。
前兆なく、突然発症。
桜井:それでペットホテル着いて、エサの配分とか言うじゃないですか。
浜田:あ、せやんな。
桜井:それも、ほとんど喋れないような状態だったんですよ。自分でも何言ってるかわかんなくて。もうとにかく逃げるように、そこのホテル出てって。
言葉も出なくなり、言ってることも理解できない状態に。
桜井:したら、なんか運送屋の兄ちゃんが「あ、桜井さんですよね?」とか言って、こっち具合悪くて行ってんのに、「サインしてください」とか言われて。
松本:その運送屋の兄ちゃんもキラキラしてるんでしょ?
桜井:そうですね(笑)。それでまあ、こっちも怒ることも出来ないぐらい気力もなくて。
浜田:うんうんうん。
体調が悪化していく中、声をかけられて対応する。
桜井:そのまま車乗って、今度は病院探して。で、病院行ったら「その症状だったらウチで診れません」って言うんですよ。
浜田:ああ、なるほどなるほど。町医者みたいな小っちゃいとこ。
桜井:でも、かと言って、「私たちの病院では、そういった症状の方が行くような病院を案内すること出来ない」って言うんですよ。だから「ここのセンターに電話してくれ」って言う。
松本:ややこしいなあ。
桜井:ええ。
なんとか病院に辿り着くも、診察してもらえなかった。
桜井:「(センターに)電話してくれ」つって電話の紙見たんですけど、かけれないんですよ。こう(受話器を)持って、紙に「543」とかあっても、最初の「5」だけ押したら「あれ、その後なんだっけ?」とかっていう感じで。
松本:はえ~、怖いなあ。
電話番号が書いてある紙を見ても、電話をかけることが出来ない状態。
浜田:へ~。とりあえず病院行ったわけ?
桜井:あの~、そいで、こんな事情で、病院の看護婦さん呼んで、「もう(電話)かけれないから、かけてくれ」つって。
浜田:ああ、なるほど。
桜井:ええ。で、近くの病院行って。
症状が悪化していく中、他の病院に着くことが出来た。
浜田:その「痛い」とかっていうことじゃなかったんや?別に。「頭痛い」とかっていうことでもないの?
桜井:頭から、もう手ですね。手が痛くて。
松本:怖いねえ。
手の痺れから痛みに変わっていった。
病名
『ミュージックステーション』(2003.11.21)
タモリ:そうすっと病名は何?
桜井:病名は小脳梗塞っていうやつでしたけども。
タモリ:小脳梗塞って、別に「脳梗塞の小さいの」って意味じゃない。
桜井:小脳の梗塞。
小脳梗塞とは「脳梗塞の症状が小さい」のではなく、後頭部にある「小脳」の血管が詰まる病気。
タモリ:梗塞なの?
桜井:ええ。
タモリ:ほお。まあ、程度は…
桜井:軽かったです。
タモリ:軽かったんで。
桜井:ものすごく。はい。
軽度の小脳梗塞だったので、5カ月後にライブが出来るぐらいまで回復した。



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