「りくりゅう」木原龍一選手の「目が変」と言われる真相:先天性斜視のすべてと、それがもたらした強さ
2026年 02月 22日
「りくりゅう」木原龍一選手の「目が変」と言われる真相:先天性斜視のすべてと、それがもたらした強さ
フィギュアスケート界で今、最も熱い視線を集めているペア、それが三浦璃来選手と木原龍一選手の「りくりゅう」です。2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックでは、日本ペア史上初の金メダルを獲得し、世界を震撼させました。フリーでの歴代最高得点158.13点、合計231.24点という圧巻のパフォーマンスは、多くのファンを感動の渦に巻き込みました。
しかし、こうした輝かしい活躍の裏で、ネット上では長年ある特定のワードが検索され続けています。それが「りくりゅう 目が変」です。特に木原龍一選手の目元に注目が集まり、「寄り目」「目線がおかしい」「病気?」といった声が絶えません。この記事では、2026年現在の最新情報に基づき、木原選手の目の状態について徹底的に解説します。なぜ「目が変」と言われるのか、その原因、手術をしない選択、そしてそれが逆に彼の強さにつながっている可能性まで、深く掘り下げていきます。
「りくりゅう」とは? まずはペアの軌跡をおさらい
「りくりゅう」は、三浦璃来(みうら りく、2001年生まれ)と木原龍一(きはら りゅういち、1992年生まれ)のペア愛称です。2019年に結成されて以来、わずか7年足らずで世界の頂点に立ちました。
木原選手は元シングルスケーターで、須崎海羽選手とのペア時代も経験。2019年の脳震盪や肩の故障で引退寸前まで追い込まれましたが、そこからペア転向を決意。三浦選手との出会いが運命を変えました。コーチや周囲の説得もあり、両親を説得してペア生活をスタートさせた木原選手の決断は、まさに「第二の人生」の始まりでした。
2022年北京五輪での活躍、2023年・2024年の世界選手権での好成績、そして2026年ミラノ五輪での金メダル。団体戦での銀メダル貢献も含め、日本フィギュアペアの歴史を塗り替えてきました。演技後の氷上ハグや「木原運送」(三浦選手を優しく運ぶジェスチャー)など、2人の絆が視覚的に伝わるシーンがファンを魅了しています。
そんな中、木原選手の「目」が話題になるのは、演技中のクローズアップで視線が気になるから。では、その正体は何なのでしょうか?
木原龍一選手の目は「先天性斜視」——幼少期から続く状態
結論から言うと、木原龍一選手の目は先天性の内斜視(うちしゃし)です。いわゆる「寄り目」の状態で、左目が内側に寄って見えるのが特徴です。
斜視とは、両目の視線が同じ方向を向かず、片方の目が別の方向を向いてしまう眼球運動異常です。日本人では子供の約2〜3%に見られる比較的ありふれた症状で、決して珍しいものではありません。木原選手の場合、幼少期(3歳頃)の写真ですでに左目が内側に寄っているのが確認されており、生まれつきのものであることが明らかです。
内斜視の主なタイプ:
調節性内斜視:遠視が原因で近くを見るときに目が寄る
非調節性内斜視:筋肉や神経の問題で常時寄る
部分調節性:混合型
木原選手は非調節性または部分的な先天性内斜視と推測されます。2019年の練習中の脳震盪が原因という説もありますが、幼少期の写真から見て関係ないことがわかっています。あくまで生まれつきの状態です。
なぜ「目が変」と言われ続けるのか? 演技中の視線が鍵
フィギュアスケートはカメラが選手の表情や視線を大きく捉えます。特にペアではパートナーへのアイコンタクトが重要で、木原選手の視線が三浦選手に向かう瞬間が頻繁に映し出されます。
ここで内斜視の特徴が強調されるのです。普通の人は両目が揃って相手を見るため自然ですが、内斜視の場合、片目が内側に寄っているため「視線がずれている」「目が合っていないように見える」と感じやすいのです。テレビや配信で見ると、特に気になる視聴者が多いようです。
さらに、木原選手の三浦選手を見る「熱い視線」が加わります。演技中、一瞬も目を離さず見守るその眼差しは、信頼と愛情の表れ。ファンの間では「目が熱すぎる」「カップルみたい」「愛が溢れてる」と話題になり、それが「目が変」という検索ワードに結びついている側面もあります。
実際、ミラノ五輪後のインタビューや授賞式で、金メダルを目に当てる「メダル目」ポーズも話題に。三浦選手が自分の目にメダルを当て、木原選手が三浦選手の目に当てる姿は、2人の絆を象徴するかわいいシーンとして世界中に広がりました。
斜視は競技に影響する? 視力・奥行き知覚はどうなのか
最大の疑問は「斜視が演技に悪影響を与えていないのか?」です。
斜視があると、両眼視(立体視)が弱くなる場合が多く、奥行き知覚に影響が出る可能性があります。ペアスケートはリフト、スロージャンプ、ツイストで精密な距離感が求められるため、不利に思えます。
しかし、木原選手の場合、競技にほとんど支障がないと本人が実証しています。理由として考えられるのは:
長年の適応:幼少期からなので、脳が片目中心の視覚に適応済み
視力自体は良好:矯正視力は問題なしと推測
感覚的な補完:パートナーとの息の合い方、筋肉記憶、聴覚・触覚でカバー
実際、ミラノ五輪フリーでの完璧なリフトやスロージャンプは、距離感の狂いを感じさせません。むしろ、こうしたハンディキャップを乗り越えた経験が、メンタル的な強靭さを生んでいる可能性が高いです。
手術で治せるのに、なぜ治療しないのか?
斜視は手術で改善可能です。眼球の筋肉を調整して位置を正す手術で、見た目はかなり自然になります。日本でも多くの人が手術を受けており、成功率は高いです。大人でも可能です。
それでも木原選手が手術を選択していない主な理由:
競技へのリスク:手術後の回復期間(数週間〜数ヶ月)で練習が中断。視力の一時変化や両眼視の再調整が起きる可能性
支障がない:現在のパフォーマンスに問題なし。金メダリストの実績が証明
アスリートの優先順位:現役中は競技を最優先。引退後に検討する可能性も
多くの専門家やファンの意見でも、「治す必要がないなら、そのままでいい」という声が多数。木原選手の「目」は、もはや彼の個性であり、勲章のような存在になっています。
「目が変」から見える、りくりゅうの真の強さ
木原龍一選手の目は、単なる「変な目」ではなく、逆境を力に変える象徴です。先天性のハンディキャップを抱えながら、世界最高峰の舞台で金メダルを獲得。パートナーへの信頼を視線で伝え、観客を魅了する。
三浦選手も「りくちゃんが変なところでこける」(木原選手談)というお茶目な一面を、木原選手が優しく守る「木原運送」。こうした日常の積み重ねが、演技のシンクロ率を極限まで高めています。
ファンの声からもわかるように、「目が変」と言われながらも、それが「熱い視線」「愛の眼差し」に変わる瞬間こそ、りくりゅうの魅力です。ミラノ五輪後の「氷上ハグ」や涙のシーンは、まさにその結晶。木原選手の目が「変」だからこそ、2人の絆が際立つのです。
まとめ:これからも輝き続ける「りくりゅう」
「りくりゅう 目が変」という検索ワードは、好奇心から始まったものかもしれません。しかし、その先にあるのは木原龍一選手の努力、適応力、そして三浦璃来選手との深い信頼関係です。
先天性斜視を抱えながらも、それを一切言い訳にせず、世界の頂点に立った木原選手。手術をせずとも、金メダリストとして証明したその強さは、多くの人に勇気を与えています。
これからも2人の挑戦は続きます。次なる目標は、さらなる高得点と、ファンを感動させる演技。木原選手の「目」が、これからも三浦選手を、そして私たちを温かく見守ってくれることを願っています。