日本ハム大田泰示外野手(31)が1軍返り咲きへ、当確ランプをともした。8日、エキシビションマッチ巨人戦に「6番右翼」でフル出場。2回1死一塁での左翼線二塁打を皮切りに、7回の先頭でも左越え二塁打をマーク。古巣相手に4打数2安打、チーム唯一のマルチ安打の奮闘で、後半戦に向けて存在感を示した。
長打不足解消へ、頼もしい男が帰ってきた。主砲中田の離脱もあり、5日から1軍に合流。エキシビションマッチでは出場3試合で10打数5安打1打点。安打は全て二塁打と、持ち味の長打力を発揮している。「ライナーでボールが飛んでくれていることだから、すごく良いことだと思う。自分が打ちたい、しっかり捉えた打球を打てれば」。栗山監督は「(状態が)上がってきたね」と目尻を細めた。
不振脱出を証明する。好機での凡打が目立つなど、6月25日に出場選手登録を抹消された。前半戦は出場59試合で、打率2割1分2厘。3本塁打、17打点にとどまった。「(2軍では)自分が、どうやって打ちたいかとか、どういう体の使い方をしないといけないとか、そういうのをもう1回見つめ直した。また迷走しないように」と1度リセットして、成果を上げている。
試合前には、巨人原監督から「頑張らないといけないだろと、背中を押してもらいました」。反骨心にあふれた大田が、後半戦逆襲のキーマンになる。【田中彩友美】