残業60時間でも年間200時間の学習を確保する技術【エンジニアの時間戦略】
はじめに
「勉強したいけど、時間がない...」
残業が続くと、つい口にしてしまうこの言葉。私も以前は同じでした。月60〜80時間の残業に追われ、帰宅すれば疲れ果てて寝るだけの日々。「時間がない」を言い訳に、1年間ほとんど成長しない自分に焦りを感じていました。
はじめまして、ハンズオンラボ運営メンバーのわたると申します。インフラエンジニア歴10年、監視オペレーターから始まり、運用・保守、そして設計・構築まで経験してきました。
この記事では、激務の中でも年間200時間の学習時間を確保し、AWS資格3つ取得、副業案件獲得まで実現できた「時間戦略」をお伝えします。「時間がない」が口癖になっているあなたへ、具体的な解決策を提示します。
衝撃の事実:あなたには年間730時間のスキマ時間がある
「時間がない」は本当か?実験してみた
ある日、私は「本当に時間がないのか?」を確かめるため、1週間スキマ時間を記録してみることにしました。通勤時間、昼休み、寝る前の時間...すべてメモに書き出してみたのです。
結果は衝撃的でした。
1日のスキマ時間の内訳:
- 通勤時間:30分×2=60分
- 昼休み:30分
- 寝る前:30分
- 合計:1日2時間
これを年間で計算すると、2時間×365日=730時間。なんと、私には年間730時間ものスキマ時間があったのです。
なぜ気づかなかったのか
「時間がない」と思い込んでいたのは、まとまった時間(例えば2時間)が確保できないことを理由にしていたからでした。しかし、実際には15分、30分という細切れの時間が大量に存在していたのです。
この事実に気づいた時、私は考えを改めました。「時間がない」のではなく、「時間の使い方を知らなかった」だけだったのです。
スキマ時間を「質の高い15分」に変える
問題は、このスキマ時間をどう活用するかです。私が実践したのは、「15分でできること」をリスト化することでした。
通勤時間(30分×2):
- Udemyの動画視聴(1.5倍速で効率化)
- Qiita記事の閲覧(技術トレンドをキャッチ)
- Podcast で技術情報をインプット
昼休み(30分):
- AWS CLIのコマンド練習(ターミナルアプリで実機操作)
- 技術書の精読(1章ずつ読み進める)
- 朝学んだことの復習
寝る前(30分):
- その日学んだことを3行でメモ(アウトプット習慣)
- 翌日の学習計画を立てる
- Notion に知識を蓄積
このように、15分単位で「何をするか」を明確にすることで、スキマ時間が「質の高い学習時間」に変わりました。
15分の継続が生む奇跡:年間91時間の学習時間
「1日15分」の威力を侮るなかれ
「15分じゃ何もできない」と思っていませんか?私もそう思っていました。しかし、計算してみると驚くべき数字が見えてきます。
15分×365日=5,475分=約91時間
年間で91時間です。これは、週末2日間を丸々学習に充てるのと同じ時間に相当します。
実際に15分で何ができるのか
私が実践してきた「15分でできること」をインデックス形式でご紹介します:
【1】AWS CLIコマンド練習:
-
aws ec2 describe-instances- EC2インスタンス一覧取得- 効果: JSONレスポンスの構造理解、フィルタオプションの習得
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aws s3 ls s3://bucket-name- S3バケット内容確認- 効果: S3操作の基本、パスの指定方法の理解
-
aws iam list-users- IAMユーザー一覧取得- 効果: IAM構造の理解、権限管理の基礎固め
【2】Qiita記事の閲覧:
- 「AWS 初心者 つまずき」で検索
- 効果: 先人の失敗から学び、同じ轍を踏まない
- 「Terraform 実践」でベストプラクティス収集
- 効果: IaC設計のノウハウ蓄積
- トレンドタグをチェック(毎朝5分)
- 効果: 技術トレンドのキャッチアップ
【3】Udemy動画視聴(1.5倍速):
- 1レクチャー10分の動画を1.5倍速で約7分
- 効果: 15分で2レクチャー視聴可能
- 通勤時間30分で4レクチャー消化
- 効果: 月20日×4=80レクチャー/月の進捗
【4】技術書の精読:
- 1ページ3分として、15分で5ページ
- 効果: 300ページの本を2ヶ月で読破
- 付箋とマーカーで重要箇所をマーク
- 効果: 復習時に効率的に見返せる
【5】アウトプット(3行メモ):
- 「今日学んだこと」を3行で要約
- 効果: 記憶の定着率が劇的に向上
- Notion にストック
- 効果: 自分専用の技術ナレッジベース構築
完璧主義を捨てる勇気
ここで重要なのは、**「完璧にやろうとしない」**ことです。15分で1章読めなくても、5分しか集中できなくても、それでOK。
私が心がけているのは、「15分でもやる」という継続です。完璧主義を捨て、「ゼロか100か」ではなく「ゼロか1か」で考えるようになってから、学習が続くようになりました。
実際の効果:
- 1年でAWS資格3つ取得(SAA、SAP、SCS)
- 技術書20冊読破
- Qiita記事30本執筆
- 副業案件も獲得
すべてスキマ時間の積み重ねです。
ハンズオンラボで「強制学習の場」を作る
継続の最大の敵は「意志力」への依存
スキマ時間を活用しても、継続できなければ意味がありません。私が最も苦労したのは、この「継続」でした。
最初の1週間は順調でしたが、2週間目には疲れて寝てしまう日が増え、1ヶ月後にはほとんど元の生活に戻っていました。
失敗の原因:
- 意志力だけで継続しようとしていた
- 一人で学習していたため、サボっても誰にも気づかれない
- 進捗が見えず、モチベーションが続かない
「強制的に学習する場」を作る
そこで私が取り入れたのが、**「強制学習の場を作る」**という戦略でした。具体的には、ハンズオンラボへの定期参加です。
ハンズオンラボ活用法:
- 週1回、2時間のハンズオン参加
- 効果: 月8時間×12ヶ月=年間96時間の学習時間確保
- 仲間と一緒に学ぶことで、サボれない環境
- 効果: 継続率が劇的に向上
- 分からないことをその場で質問できる
- 効果: 一人で悩む時間が大幅削減
- もくもく会で「今日やること」を宣言
- 効果: 強制的にアウトプットする機会
「場」の力で年間200時間を実現
スキマ時間の活用(年間100時間)とハンズオンラボ参加(年間96時間)を組み合わせることで、年間約200時間の学習時間を確保できるようになりました。
Before(学習時間ゼロの1年間):
- 資格なし
- スキルアップなし
- 副業案件ゼロ
- 焦りと後悔の日々
After(年間200時間学習した1年間):
- AWS資格3つ取得
- 実務でのトラブル対応力向上
- 副業案件獲得(月5万円)
- 自信とキャリアの選択肢が広がった
「時間がない」は言い訳でした。本当に必要だったのは、「時間の使い方を変える勇気」と「継続する仕組み」だったのです。
まとめ:今日から始める3つのアクション
この記事でお伝えしたかったのは、以下の3つです:
- 「時間がない」は本当か? スキマ時間を記録すれば、年間700時間以上ある
- 15分の質を高めれば、1時間の価値になる スキマ時間活用が学習継続の鍵
- 意志力に頼らない ハンズオンラボのような「強制学習の場」を作れば継続できる
あなたも今日から始められます。まずは1週間、スキマ時間を記録してみてください。そして、その時間で「15分でできること」を1つ実践してみてください。
完璧主義を捨て、「ゼロか1か」で考える。15分でもいい。今日の15分が、1年後の200時間になります。
一緒に、時間を味方につけましょう。
一緒に学びませんか?
私たちハンズオンラボでは、「勉強したいけど時間がない」「一人だと続かない」という悩みを解決するための実践型ハンズオンを定期開催しています。
✅ 完全ハンズオン形式で実機を触れる - AWSやAzureの環境で実際に手を動かせる
✅ 現役エンジニアが伴走 - 分からないことはその場で質問できる
✅ 初心者大歓迎・質問し放題 - 「こんなこと聞いていいのかな?」は不要
週1回2時間の参加で、年間96時間の学習時間を確保できます。一人では続かなかった学習も、仲間と一緒なら続けられます。
興味がある方は、ぜひ一度遊びに来てください!
📍 connpassページ: https://zeki-chan-lab.connpass.com/
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