石井公二(『片手袋研究入門』実業之日本社より発売)

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石井公二(『片手袋研究入門』実業之日本社より発売)
@rakuda2010
片手袋研究家。エルヴィス・プレスリー偏愛者。片方だけの手袋、通称『片手袋』にまつわるあらゆる事象の研究に取り組んでいます。展覧会、原稿執筆、メディア出演等を通じ、片手袋の魅力を発信しながら、都市や人間の生活についても考察し続けています。15年にわたる研究の集大成『片手袋研究入門』を2019年、実業之日本社より刊行。

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拙著『片手袋研究入門』発売から6年が経ちました!私のすべての活動の根底にある一冊なので、是非読んでみて欲しいです。先日「ところで『片手袋研究応用』はないの?」と聞かれましたが、どこからかお声さえ掛かれば片手袋的視線の先にある都市論を書きたいと思ってます。
小学生の時、皆が書道セットを買ってるのに親(美大出身)が「全部あるから大丈夫」とか言い出して。いざ学校で開けてみたら、虎屋の羊羹くらいの巨大な墨、鬼の下駄くらいの巨大な硯、牛が横たわってる文鎮、七宝焼の水滴が入ってて。「わしゃ王羲之かい!」っていう。恥ずかし過ぎて机にしまった。
今、Eテレのバリバラに出てる田代まさしが最高のネタ放り込んできた! 「少し呂律が回ってませんけど使ってませんよね?」 「あのね、この際だからハッキリ言います。呂律回ってなかったり手が震えてたりすると言われるんです、使ってんじゃないか?って。でもね、使うと震えはピタッと止まります!」
小室の会見を全文読んだら胸が締め付けられたよ。芸能ニュースじゃなくて社会問題じゃん。パートナーや家族が病を患ったり障がいを持ったりして、当人との意思の疎通も難しくなる中の介護。そんな時ふと訪れる心の痛みを誰と、どんな風に共有していけば良いのか?この先殆どの人が経験する筈なのに。
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班ごとに紙芝居を作る授業があって、各々が担当部分を家で描いてこなきゃいけないのに前夜まで忘れてて。親(美大出身)に泣きついたら「描いてあげる」と言われたこともあった。当日うちの班の紙芝居、突然雷雲の中を怒り狂って飛び回る龍の絵が出てきて。「狩野派かい!」っていう。完全にバレた。
さっき、背が伸びないことを嘆いたうちの子が「男子が良かった〜!」と大泣きしだしたので、「ええ、落語ってのは、人間ってのは、元来不条理なものなんです」と答えたら「そっちの談志じゃないよ!」と泣きながらツッコんできた。「オメー、天才じゃねーか?」と褒めたよ。なんで談志知ってんだ?
何度も言うけど「〇〇を芸術の域まで高めた」って表現は、何故か芸術を絶対的な最高権威に設定してしまってるから好きじゃない。「この料理はもはや芸術の域だ」って、何故料理は芸術より下なのか?僕は「このピカソの絵は、もはや豚の生姜焼きの域にまで達している」とか言っても良いと思う。
震災後の笑点にケーシー高峰が出演した。舞台に上がるなり「放射能の原産地、東北よりやってまいりました。皆様方にもお分け致します」と言って白衣をバサバサと振り出したのだ。震災後のあの空気の中で、それがどれだけ覚悟のいるギャグだったか。命懸けで不謹慎やってたんだな。グラッチェ。
大学生の頃、よく友達とラーメンの食べ歩きをしていた。当時勢いのあった新宿の某店に行った時のこと。チャーシューがヤバいくらいに美味過ぎたのだが、ふと隣を見ると、友達がポケットティッシュの中身を全部出して、袋の中にチャーシューを入れている。「お前、何やってんだ!」(続)
泥団子が話題になってるが、これは今は亡き有名な左官職人から頂いた泥団子。年を取り左官が出来なくなってからは、それまでの知識と経験を全て泥団子に注いでいたそうだ。日本中の土を集めていらっしゃったそうなのでバリエーションも豊富。写真では分からないが、物凄いツヤと色。
『笑点』は談志が立ち上げた訳だけど、談志のブラックジョーク志向に他の出演者があわなくなってきて、結果的に談志は追い出される形になった。その頃やってた大喜利、 「飲酒運転は何故いけないか?」 「轢いた時に充実感がねぇから」 とか、そりゃあ長くは続かないよね。
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するとそいつは、「母ちゃんに食べさせたい」と呟いた。(なんだ、コイツ…)と呆れながら店を出た。新宿の町で信号待ちをしていたら、そいつが急に「駄目だ!やっぱり美味過ぎる!」と袋に入れたチャーシューを頬張りだした。そいつとはもう、連絡を取っていない。
昔「100円で買えるアート」というガチャガチャをやってみたら、カプセルに一円玉で101円入ってる作品が出てきた。「問題提起として凄く面白いな」と思って大事にとっておいたが、先日久しぶりに見てみたら事情を知らない妻が普通に1円玉使ったり10円玉入れたりしてた。アートが生活に駆逐された。
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「小人プロレスがリベラルのせいで仕事なくなった」っていうのを見かけるたびに「そんな事実ない」って指摘してる人偉いよな。以前たまむすびで「ゆとり世代は運動会の徒競走で手繋いでゴールする」っていうやつ大規模調査したら、実際に経験した人ゼロだったんだよ。無い話もいつの間にか事実になる。
何気なくアップした落とし物のティッシュケースが物凄い反響で驚いてる。集合知により34年前の5月13日は母の日であることが判明。お母さんが大事に持っていたティッシュケースなのだろう。驚くほど多くの人が持ち主に戻ることを祈ってる。分断を生んでると言われるSNSの、これもまた一側面なのだろう。
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↑これ、付け加えときたいんだけど、 ・場内大爆笑だった(というか後にも先にもあの震災をネタにして炎上せず笑いだけを取った人はいないかも) ・ケーシー高峰自身、福島で被災している ・「東京は関係ないと言わせないぞ」という怖さも同時に感じた という重層的なネタでした。
うちの子がまだ小さい頃、ライナスの毛布的に毎日持ってたぬいぐるみがあって。保育園に連れて行く時、自転車の後ろに乗ってた子供が落としてしまったみたいで。雷のように泣き続けるので、交番にクソみたいなイラスト持って遺失物届け出したら、なんと後日見つかったんだよな。いまだに大事にしてる。
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石井公二(『片手袋研究入門』実業之日本社より発売)
@rakuda2010
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この前、銀行に34年間使い続けたらしきティッシュケースの落とし物があった。落とした人、めちゃくちゃ落ち込んでると思う。
考察とか好きじゃないけど『ファーストキス 1ST KISS』、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○...
66歳の母親がここにきてマッドマックスに覚醒してしまった事は、既にお伝えしました。「年取ると種守ってる婆さん達とかに思う所あるんだろうな」などと理解したのですが、先程誰目線で映画を見てたのか聞いてみたんです。そしたら「勿論、イモータン・ジョーよ」という答えが…。僕が浅はかでした。
昔、片手袋の小冊子を一生懸命作って飲み会で初めて会う人達に配ってた。すると大抵「面白いですね〜!」と笑ってくれるんだけど、飲み会終わると大量の小冊子がテーブルに放置されたままなの。その時気付いた。「私のやってることは需要も供給も自分。受注者も発注者も自分しかいないんだ!」と。
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都心の再開発。明るく緑が溢れ、歩行者用道路は広く確保されており、ベンチも完備。これと言って批判する要素はない。むしろとても良い。それでも谷根千のような狭い路地、かろうじて残る個人商店、みたいな町並みの良さを訴える時、相当しっかりした言葉を持ってないと太刀打ち出来ないと感じる。
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